Ｍ 27 ページ32
くそう…くそう……
……見失った←
途中までうまく張り付いていたものの、途中で購買のメロンパンに
目をとられた隙に見失ってしまった。
もしやあいつらは忍者か？((
「…ふざけてる場合じゃないよどうしよメロンパン恋しいな」
…私にシリアスは絶対向いてない(
もうここは勘だ勘!!
「………裏庭！」
−−−−−裏庭−−−−−
秀禅side
何だかよく分からないが、裏庭に連れてこられた。
私を連れてきたのは、霧野蘭丸親衛隊…のはず。多分。
親衛隊は６人いて、全員知らない顔だった。
察するに、隣のクラスの人だろう。
その中のリーダーっぽい人が１歩歩み寄ってきた。
並より背が高い私が少し目線をあげなければいけない位、背が高い。
その分威圧感があって、正直怯む。
リーダー「…そんな固くなるなよ。取って食いやしないからさぁ」
ニヤニヤとした笑い方が気に食わない。
私は普段通り 猫を被って こう言った。
秀禅「えと、何ですか…？」
思わず声が掠れ、自分が情けなくなる。
親衛隊も私の様子に、ニヤニヤとした笑いを浮かべていた。
リーダーの女が甲高く言う。
リーダー「あー、まあ言いたいことあんだけど。
……あんた、霧野くんに近づきすぎじゃない？」
秀禅「……え…」
親衛隊１「霧野くんってさ、あんたのモンじゃないんだよねー」
親衛隊２「あんたが霧野くんにべたべたしてるせいで、あたしたちも
霧野くんと話せないわけー」
秀禅「え、と…」
戸惑う私を見て、遂にリーダーはハッキリと口の端を吊り上げた。
リーダー「だからさぁ…。あんたに 制裁 を下すことにしたワケ」
秀禅「……制、裁？」
リーダー「そ、つまり…」
リーダーは、チラッと後ろにいる親衛隊に目配せをする。
後ろにいた親衛隊は小さく頷き、そして持っていたバケツを
リーダーに手渡す。
バケツの中には、大量の水。
――――この先は、何となく想像出来た。
リーダー「こういうことだよ!!」
思い切りバケツを振りかぶるリーダー。
水、かけられる――――っ
？「っと待ったーーーーー!!!」
ドゴォッ、という音と共に、空に舞うバケツと大量の水――――とサッカーボール。
私に掛かる筈の水は親衛隊に。
次の瞬間私の目の前に現れた、水色の髪。
秀禅「…何でいんのよ…池柳」
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那珀(プロフ) - みゆうさん» ありがとうございます！そう言って頂けると嬉しいです笑他の作品の方もよろしくお願い致しますm(_ _)m (2015年4月6日 17時) (
レス) id: 8ee2af6c25 (このIDを非表示/違反報告)
みゆう - 萌えますね♪ (2015年4月6日 17時) (レス) id: e7447f90c4 (このIDを非表示/違反報告)
那珀(プロフ) - ルルさん» ありがとうございます！そのSっ気を生かして、どんどんドMちゃんをいじってあげて下さい(笑) (2015年3月28日 8時) (レス) id: 77f18f630c (このIDを非表示/違反報告)
ルル - 私は、実は、sでだからm視点から見れて良かったです (2015年3月27日 9時) (レス) id: 5f0995e39e (このIDを非表示/違反報告)
那珀(プロフ) - 涼風さん» おおおおお…、読んでくれたのか!!お姉さまっ(((面白かったかー良かった!!涼風ちゃんが面白かったなら安心だw私も文才欲しいよおおおお← (2014年11月1日 15時) (レス) id: 77f18f630c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：El | 作成日時：2014年3月22日 11時
