バ先のお話《Yugo.K.》 (ページ24)

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24. ページ24

高「あのさ、

Aが大学卒業するまで待つから

俺と結婚してくれませんか？」

！？

「ほんとに？」

高「うん」

「あと3年くらいあるよ？」

高「待てるよ

俺、高校の時に両親無くしてから

あんまり他人に頼らないようにしてたけど

Aになぜかは初めから頼れたし

Aとずっとこんな生活出来たら

俺めちゃくちゃ幸せだもん」

「卒業して、就職したら、

生活変わるかもしれないよ？」

高「そうだね。

保育士になったら今より

ずっと大変かもしれないけど、

その時は夫婦でしょ？

今はAに頼ってばっかだけど

あと3年もしたら、俺も成長してるはずだから

2人で助けあおうよ」

「じゃあ、3年間浮気しちゃダメだよ？」

高「出来ないってこんな可愛い彼女いるんだから

はい、じゃー手だして

右手だね」

私の右手の薬指にすうっとハマっていく

きらきらひかる指輪。

「ありがとう

でも、こんな高いの私に買っちゃいけないよ」

高「初任給で買ったんだよ？そこは心から喜んで！」

「ふふっ

ありがとう！！！！！」

今までで1番幸せな時間だった

きっと3年後はもっと幸せな日になる。