FairyTail

リュウヘイフォルダならぬ ページ9

着々と増えていくリュウヘイフォルダと同時進行で秘密裏に進められているリンフォルダ。


「え、これ可愛い！」



ジュノン「でしょ？」



隣でスマホをのぞき込みに来たのはリョウキ。

そこにはケーキを頬張るリンの幸せそうな隠し撮り写真。

リョウキ「リュウヘイと同じだけ数がある笑」



ジュノン「まぁ気づけばこうなってたよね」



どうあがいてもマンネはかわいい。

段々と年相応になっていく姿をもはや条件反射で撮影している。


「何見てんの？」



レオがやって来た。


リョウキ「Ｊのリンフォルダ」



レオ「え、見たい」



ジュノン「これ」



レオ「かわいあなぁ！え、これリュウヘイも写ってる」


リョウキ「ほんとだ。仲良しだねぇ」


ジュノン「寝顔はもう赤ちゃんだねぇ」


レオ「かわちいねぇ」


謎のムーブで親ばかになっている。いつもの事かも。



「何してんの？」


「俺らも混ぜろ〜」



双子、基ソウマナもやって来た。


レオ「リンフォルダ鑑賞会」



マナト「え！見たい」



リョウキ「今はこれ見てた」



ソウタ「最年少はずっと赤ちゃんだと思う」


その発言に全員で激しく同意した。




「みんなして何見てんの？」



シュントもやって来た。


マナト「リン」ソウタ「と、リュウヘイ」



さっき来たばかりのソウマナがシュントに説明し、覗き込むよう催促した。



シュント「うわ増えてる」


レオ「いつか容量足りなくなるかもしれないよね笑」



その言葉を冗談として受け取れないレベルには膨れ上がったフォルダ。果たしてその日はいつ来るのか。

そう遠くない気がする。

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