青い季節 (ページ10)

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悠「おはよう」

「おはよう」

櫻「おはようございます。」

「美味しそう」

悠「だろ。櫻井さんのご飯は美味しいからな。」

二人で食べるご飯は、凄く美味しかった。

悠「行くか。」

「うん」

喋りながら、登校してると

「健人くん、、、、。」

健「なぁ！なんで出ていくんだよ
母さん！」

健母「もういらないのよ。私ね、子供出来たの。」

健「は？何言ってんだよ。」

健母「お父さんも、不倫してて帰って来ないし。
私も、あの人との子供が出来たから
これからは、仲良く三人で暮らすわ。
でも、ちゃんと生活費は振込んどくから。
安心して。」

健「安心してじゃねぇよ！！！」

健人くんのお母さんは、健人くんの言葉を聞かずに
どっかに行ってしまった。

“貴方はいらない子なのよ。”

「っ、、、、、。はぁはっ」

呼吸が出来ない。

“本当に笑った顔があの人にそっくり。”

「たっ、た、助って。」

悠「おい！どうした
大丈夫か！？
落ち着いて深呼吸しろ。」

息が苦しいよ

助けて。

そこで私は、意識を手放した。