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悠「なぁ。明日から、毎日一緒に登下校したい。
いいか?」
「はい!一人だと寂しいですから、、、。
あの。悠一って何の部活入ってるんですか?」
悠「委員会は生徒会で、部活は陸上部」
「あ!勝利くんと一緒だ!」
悠「あぁ。」
そうか。
勝利くん悠一のこと、知ってたもんね。
悠「あとさ、敬語もやめてくれないか。」
「え?敬語になってましたか!?」
悠「うん。敬語になってる。笑」
笑った。
笑顔を見たの二回目だ
本当に、素敵な笑顔で
綺麗でカッコよくて
でも、どこか寂しそうで
儚くて。
「、、、、っ。」
なぜか、泣きそうになった。
悠「え?!どうした?!
どうして泣いてる??!」
分かんない。
「なんで、泣いてるのか分かんなっい、、、、っ。」
私は、悠一が座ってるソファから離れた
場所で立って泣いていた
「なん、、っかっ
悲しっく、、、てっ。
わ、、、っかん、、、なっい、、、、っ。」
悠「おいで。」
悠一は、又あの優しい笑顔で
両手を広げて私を呼んだ。
悠「おいで。A」
歩いて悠一の座ってる、ソファの前まで来た。
「悠一っ、、、。」
私は、悠一に手を引かれて
ソファに座った
ギュッ
悠「温かい。」
悠一の声が、ダイレクトに私の耳に聞こえてきた
低くて優しい声で。
「もっと、ギュッってして。」
そうお願いすると
ギュッ
さっきよりも、私に回してる腕を強くした。
悠一を、抱き締め返すと
悠「意外に力強いね。」
なんて言って笑ってた。
「強くないよ。
か弱い女の子です。」
悠「自分で言っちゃうんだ笑」
又、笑ってた
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作者名:あゆみん | 作成日時:2017年2月6日 19時