青い季節 (ページ17)

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晴太「あぁ。引いたかもな。
でも、事実そうさせたのは俺だよ
ごめんな、、、。」

こんな弱々しい晴太は
初めて見た。

意地悪で
優しくて
強くて

だから、泣いてる晴太を初めてみた。

そして、次の日に悠一のところに引き取られた。

―――過去終わり―――

風磨「もうやめろ！」

風磨くんの声で我に返った。

「やめて！悠一！」

やめろやめろやめろ。

「そんな事したって何も変わらねぇよ！！」

私は、喧嘩も強くなくてどっちかと言うと
女子達より断然に弱い

でも、あの時の私は狂ってたんだ。
裏切り
この一言で狂った。

「人を殴ったからって
健人くんのお母さんが帰ってくるの！？
悠一の寂しさは消えるの！？」

健人「Aちゃん、、、。」

ガラッ

『大変だ！悠一！
南高校が！』

南高校。
私が通ってたところだ。

悠一「また南か。」

『行くか？』

悠一「当たり前だ
行くぞ！」

「どういうこと！？」

勝利「南のトップが悠一を倒しに来たんだよ。
トップとか初めてだよな」

風磨「今まで来たことねぇのに」

マリ「そろそろだと思ったけど」

聡「でも、トップ強いんだろめちゃくちゃ」

「まさか！！！！」

勝利「Aちゃん！危ないよ！」

勝利くんが叫んでる言葉なんて
聞こえなくて

無我夢中で走った

グラウンドに着くと

？「小原悠一！
俺の学校の奴らがお世話になったみてぇだな」

悠一「お前の学校が、先に殴ってきたんだよ」

やっぱり、、、、。

晴太、、、、。

これは、高校のトップの怠慢だ。

お願い晴太
やめて。

悠一も強いと思うけど
晴太をなめない方がいいよ。

風磨「おい！何やってんだよ！
危ないだろ！
周り見てみろよ！
誰も教室から出てきてねぇだろ。
はやく入れ！」

「やだ！！
ダメだよ悠一
晴太を相手にしちゃ、、、。」

勝利「晴太、、、？」

聡「知ってるの？」

風磨「彼氏か？」

「違うよ。義理のお兄ちゃん。」

だから止めないと。

「離してっ！」

風磨くんの腕を振りほどいて
グラウンドに駆け出した。

「やめて！晴太っ！！！」

晴太「、、、、っ！！？
A、、、。」

「お願いやめて
人を傷付けることにその手を使わないで！」

悠一「危ないぞ！」

「悠一もやめてよ、、、っ！！」

そんなことしてもなにも変わらないよ

晴太も知ってるでしょ。