* ページ16
結局大きいまま不死川に渡すことにした縁。木製の普通より大きい木箱におはぎを入れて不死川の屋敷に行く。玄弥と炭治郎達を誘ったが断られてしまった。
縁「不死谷君。いるかい?」
木箱で手が塞がっている為扉を叩くことは出来ない。いつもより大きな声で不死川を呼ぶ。その瞬間扉が「スパーンっ」と音を立てて開いた。
不死川「縁様!?どうしてここに!?」
縁「はい、これ贈り物。今日が誕生日だと聞いてね」
不死川「え?……ありがとうこざいます」
まさか貰えるとは思っていなかったようだ。そもそも自分が誕生日だと言うことも忘れていた不死川。だが、この鬼の存在する世界では自分の誕生日など祝っている時間などないのだろう。
縁「実弥君。お誕生日おめでとう。生まれてきてくれて僕は嬉しいよ」
不死川「っ!!」
ちゃんと名前で。しかも普段は絶対に呼んでくれないであろう下の名前。祝いの言葉。贈り物。不死川を泣かすのは簡単のことだった。
不死川「あ”りがと”う……ございま”す!」
顔を涙で濡らしながらも今までて1番いい笑顔を見せる。縁は不死川を抱き寄せて頭を優しく撫でる。不死川は亡き母や家族の温もりも思い出して更に泣いてしまう。そんな2人を影から見つめるひとつの影。その影は小さな声でこう言った。
玄弥「おめでとう。兄ちゃん」
***
テスト期間中ながら不死川さんの誕生日ということで少し早めに更新させて頂きました。本当は零時ぴったりが良かったのですが……。何はともあれ!
不死川さん!お誕生日おめでとうございます!
786人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
神夜の羽織(プロフ) - 下で話していたパスワードのかかったお話を個人的な都合で削除することになりました。待っていてくださった方々には大変申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます (2020年3月4日 14時) (レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)
神夜の羽織(プロフ) - ありがとうございます (2020年2月28日 1時) (レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - いいですよ^_^どの作品もいつも楽しみに待ってます(≧∀≦) (2020年2月28日 0時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
神夜の羽織(プロフ) - お返事を待ってます (2020年2月27日 18時) (レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)
神夜の羽織(プロフ) - それは本当に暇つぶし程度のもので自己満足です。それでも大丈夫ならば今の其の壱のリメイク終了と共に公開します。それでも宜しいでしょうか? (2020年2月27日 18時) (レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:神夜の羽織 | 作成日時:2019年11月6日 23時