番外編一話 不死川実弥誕生日祭 ページ15
筆柱は迷っていた。今日は自分を慕ってくれる不死川実弥の誕生日だと聞いたからである。彼の好きな物は知っているがそれはよく一緒に食べに行っている。不死川は縁からの贈り物ならなんでも喜びそうだがそんなことを縁が気づくはずもない。縁はそうゆうのに疎いからである。そこで縁は彼の弟である”不死川玄弥”に会いに行っていた。
縁「初めましてだね。君が不死川君の弟の不死川賢弥君かな?」
玄弥「(鬼殺隊筆柱の鷹筆縁様!?兄貴が犬も同然の様になっているという!?)そ、そうですけど……。なにか御用でしょうか?あと、玄弥です」
縁「うんそうだよ。不死川君の趣味とか弟なら何か分かるかなって思ってね」
玄弥「今日は兄貴の誕生日だからですか?」
縁「うん」
玄弥「……なら、カブトムシを捕りに行きませんか?兄ちゃんは昔からカブトムシを育てることが趣味だったので。その、喜ぶと思います」
縁「!!カブトムシか。なら一緒に捕まえに行こう。何処にならいるかな?」
玄弥「(え?一緒!?)……山の奥ならたまに見かけますよ」
縁「なら、行こうか」
こうして縁と玄弥の「カブトムシを捕まえに行こう!」の作戦が開始された。かくして山奥にやって来た2人。この時2人は気づくはずなのに気づいていないことに気がついた。今の季節は真冬。カブトムシがいないことに。
縁「……僕は頭が可笑しくなってしまったのだろうか?」
玄弥「すみません。気づくはずなのですが……。俺も可笑しくなったようです。どうしますか?」
縁「んー、こうなったら仕方がない。最終手段だ。一緒におはぎを作ろう。手伝ってくれるよね?」
玄弥「え!?でも作り方が分かりませんよ」
縁「そこは炭治郎に聞くから大丈夫だよ。僕の屋敷で作ろうか」
有無無しに玄弥を連れて自分の屋敷に戻る。戻る際に炭治郎に鴉を飛ばして材料やなんやかんやを頼む。飛ばして1時間も経っていないというのにやって来た炭治郎と禰豆子。この時の玄弥は頭を抱えていた。何故だろうか。
縁「じゃあ始めようか」
おはぎを作るのは手順さえ正しければ上手く作れるはずだ。しかし、縁が作って完成したのは何故か今でいうドッジボールと同じ大きさのおはぎだ。
縁「あれ?どうして大きくなるんだ?」
炭治郎(そうだった!兄ちゃんの料理は何故か大きく(※量が多く)なるんだった!忘れてた!)
玄弥(え!?何その大きさ。兄貴食べれるかな?)
*玄弥の言葉使いがよく分かっておりません。申し訳ございません。
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神夜の羽織(プロフ) - 下で話していたパスワードのかかったお話を個人的な都合で削除することになりました。待っていてくださった方々には大変申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます (2020年3月4日 14時) (レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)
神夜の羽織(プロフ) - ありがとうございます (2020年2月28日 1時) (レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - いいですよ^_^どの作品もいつも楽しみに待ってます(≧∀≦) (2020年2月28日 0時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
神夜の羽織(プロフ) - お返事を待ってます (2020年2月27日 18時) (レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)
神夜の羽織(プロフ) - それは本当に暇つぶし程度のもので自己満足です。それでも大丈夫ならば今の其の壱のリメイク終了と共に公開します。それでも宜しいでしょうか? (2020年2月27日 18時) (レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神夜の羽織 | 作成日時:2019年11月6日 23時