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縁「(皆はこんなにも僕のことを信頼してくれていた。それなのに僕は何処かで炭治郎と禰豆子以外を信じていなかったかも知れないね。こんなじゃ駄目だね。信頼には信頼で応えないと)ありがとう」
出た言葉はとても柔らかいものだった。その夜。縁は久しぶりにゆっくり眠れた気がした。次の日。帰りにお店に寄ってお土産を大量に買うとまた電車に乗って家に帰る。炭治郎や他の人達にお土産を渡す。柱の人たちには四人と同様にお礼を言った。今は炭治郎と禰豆子を胡蝶に頼んで自分の屋敷に連れてきている。
縁「三人だけなんて久しぶりだね」
炭治郎「うん!兄ちゃんはなんか前より何かこう柔らかい?感じの匂いがする。前より優しい感じの。えーっと……」
縁「ふふ、ありがとう。禰豆子もね」
禰豆子はずっと縁の腰あたりに抱きついていた。炭治郎もそっと縁の背中に抱きつく。縁は二人の頭を優しく撫でる。やっぱりこんな時間が続けばどれだけいいか。でも、鬼がこの世に居る限り平穏は続かない。
縁(いつかこの子達が生きているうちに誰も欠けることなく平穏が訪れますように)
大正コソコソ噂話
炭治郎「兄ちゃんは下駄が音を鳴らさないように走ることができるんだ!音が鳴っている時は非番だって」
禰豆子「ムゥウー!」
縁(なんで知ってるのかな?)
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神夜の羽織(プロフ) - 下で話していたパスワードのかかったお話を個人的な都合で削除することになりました。待っていてくださった方々には大変申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます (2020年3月4日 14時) (レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)
神夜の羽織(プロフ) - ありがとうございます (2020年2月28日 1時) (レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - いいですよ^_^どの作品もいつも楽しみに待ってます(≧∀≦) (2020年2月28日 0時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
神夜の羽織(プロフ) - お返事を待ってます (2020年2月27日 18時) (レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)
神夜の羽織(プロフ) - それは本当に暇つぶし程度のもので自己満足です。それでも大丈夫ならば今の其の壱のリメイク終了と共に公開します。それでも宜しいでしょうか? (2020年2月27日 18時) (レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神夜の羽織 | 作成日時:2019年11月6日 23時