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胡蝶「素敵な映画でしたね」

縁「そうだね。お昼が近いからあそこの定食屋でご飯でもどう?」

胡蝶「洋食屋ですね、いいですよ」

カランカランと音を立てながらお店の中に入る。お昼近いが中はガラガラで人がいる気配がない。やってないのかと思って二人は出ようとしたら奥から一人のろう人が出てきた。注文をしてたわいのない会話をしながら出てきたご飯を食べ終わると外に出る。外は何時かのように空は真っ赤に染まっていてところどころ雲が浮いている。太陽は沈みかけて上の方は青くなる。本当ならばもう家に帰らなければならないが。

縁「少し行きたい所があるのだけどいいかな?」

胡蝶「?別に大丈夫ですよ」

縁「じゃあ行こっか」

胡蝶「っ!?」

縁は胡蝶を横抱き。今で言うお姫様抱っこをすると"鷹の翼"を発動して空高く飛び上がった。胡蝶はあまりの高さに縁の服を掴んで目を瞑る。しばらく飛んでいると少し肌寒さを感じた。

縁「しのぶちゃん。もう目を開けていいよ。上を見て」

胡蝶「?……わぁ!」

思わず声が出る。目を開けて上を見ると沢山の光り輝く星が目に入る。真っ暗の中にキラキラと輝く星々。まるで必死に運命に足掻いて生きているかのように。するとその中を一筋の光が通りずきた。やがてそれは沢山降り注ぐ。

縁「今日は流星群の日なんだ。君と二人で見たいなって。どうかな?僕からの誕生日の贈り物」

胡蝶「……素敵です。とても……綺麗」

胡蝶の目が星と同じように輝く。縁はそれを見て微笑むと優しく口付けした。

胡蝶「……!?」

縁「これからも僕と人生を歩んでくれますか?」

それは告白の言葉だった。胡蝶にとっては愛する人からの最高の贈り物。目に涙が溜まる。そして今までにないくらいの笑顔で応えた。

胡蝶「はい!」



***

更新が遅れてしまい申し訳ございません。どうでしたか?最後にどうしようか迷いましたが告白にしてみました。気に入ってくださると嬉しい限りです。では!

胡蝶しのぶさん!お誕生日おめでとうございます!

予告→←番外編第七話 胡蝶しのぶ誕生日祭



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神夜の羽織(プロフ) - 下で話していたパスワードのかかったお話を個人的な都合で削除することになりました。待っていてくださった方々には大変申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます (2020年3月4日 14時) (レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)
神夜の羽織(プロフ) - ありがとうございます (2020年2月28日 1時) (レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - いいですよ^_^どの作品もいつも楽しみに待ってます(≧∀≦) (2020年2月28日 0時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
神夜の羽織(プロフ) - お返事を待ってます (2020年2月27日 18時) (レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)
神夜の羽織(プロフ) - それは本当に暇つぶし程度のもので自己満足です。それでも大丈夫ならば今の其の壱のリメイク終了と共に公開します。それでも宜しいでしょうか? (2020年2月27日 18時) (レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神夜の羽織 | 作成日時:2019年11月6日 23時

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