お館様の尊敬する炭治郎の義理の兄はーーらしい〜其の弐〜

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炭治郎は話そうとして喉を詰まらせて咳をしてしまう。縁は炭治郎に近づいて片足をつくと背をさする。

縁「大丈夫かい？胡蝶ちゃん、鎮痛薬が入っている水を貰えるかな？……胡蝶ちゃん？」

本当ならばここで胡蝶の困惑した返事がやってくるのだがこない。気になって胡蝶の方を見てみると顔を真っ赤にして蹲っていた。

縁「え！？大丈夫！？」

炭治郎(兄ちゃんの急な名前呼びにやられたのかな？でも兄ちゃんは鈍感だから気が付かないんだよね)

善逸「カットー！縁さん！本当に何とかしてくださいよ！そのイケメンな顔！貴方が原因ですよ！」

縁「？」

善逸「ああ！！本当にイケメンはずるい！何やっても許されるぅっ！？」

狂っていた善逸が誰かに殴られて飛んで行った。殴ったのはそう、縁様大好きの不死川だ。

不死川「てめェ、いったい誰にモノ言ってんのかわかってるよなァ！アァ！？」

善逸「ひいいいいいい！？！？」

伊黒「……いつになったら終わるんだ」

その後、胡蝶が回復するまで三十分ほどかかった。善逸は顔をボコボコにされて蝶屋敷に連れていかれた。

番外編第七話 胡蝶しのぶ誕生日祭→←＊＊

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