お館様の尊敬する炭治郎の義理の兄はーーらしい〜其の弐〜

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縁は伊之助の被っている猪の被り物を外して悔しそうにしているのを見ると優しく笑いかけて頭を撫でる。伊之助は抵抗しない。負けたものは勝ったものに逆らえないという動物の週間からだろうか？固まっていた善逸も元に戻って冷静になる。

縁「おや？君は……久しぶりだね」

縁は伊之助の頭を撫でながら扉の前に立っていたカナヲに近づく。カナヲと会ったのは那田蜘蛛山以来だ。カナヲは表情には出ていないが内心恐怖していた。初めて会った時は妹である禰豆子を切ろうとしたのだから。

縁「そんなに怖がらなくていいよ。鬼殺隊は鬼を切るためにあるんだから。君はちゃんと正しいことをした。今回は特殊だっただけだよ」

そう言ってカナヲの頭をなでる。カナヲは安心したのか落ち着いた。その後カナヲも交じって訓練をする。

炭治郎「ぜェ……ぜェ……」

善逸「…………オエッ」

伊之助「まだまだーー！！」

カナヲ「…………………」

全員が白目を向いている。一人だけ元気がありやまっているが追加訓練をして泡を吹いてすぐに倒れてしまった。

縁「もっと努力しないとね」

大正コソコソ噂話

善逸「なんで炭治郎の家族はみんな美形なのさ」

炭治郎「それは兄ちゃんと禰豆子だからじゃないか？」

善逸「あ、そう(なんだかんだ言って炭治郎も美形の部類だしさ。ずるっ)」

番外編二話 竈門禰豆子誕生日祭→←第十六話 機能回復訓練

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