劣勢 ページ39
力を持たない私目掛け斬り掛かって来る陸奥守。
咄嗟に蜂須賀が凌ぎ、弾き飛ばされた。
「蜂須賀さん!!」
打ちどころが悪かったのか気絶した様だ。
人数で押していたが陸奥守と渡り合える蜂須賀が脱落した。
これじゃあ、皆死ぬ……!!
そういえば懐に折れた刀剣が入っていた筈!
……皆と一緒に戦わなきゃ
足手まといでなんて居たくない!
「あるじ様!? ……逃げて下さい!!」
五虎退くんの言葉を聞き流して
陸奥守目掛けて折れた刀剣を突き出す。
異常な速度で躱され掠りもしない。
「後ろッ!!」
背後から陸奥守が斬りかかって来た事に気付けず
目の前に刃が光る
甲高い音がして、大和守が何とか防ぐ。
「早く逃げなよ!」
大和守の放つ覇気の様なものに押され
慌てて退く。
それでも、陸奥守は見逃してはくれないようで
鍔迫り合っていた大和守を蹴り飛ばし、此方へ
距離を詰めて来る。
そのまま動く事も出来ず迫る刃をそのまま受ける
「あ、主ぃっ!!!」
左肩から右太腿に掛けて切り付けられ、
じわじわと血が滲んでくる。
覗き込んで来る長谷部の顔が遠ざかり真っ暗になった。
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作者名:夜巻静音 | 作成日時:2016年3月29日 2時