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お風呂で一体何したんだ ページ24
皿洗いも手伝えたし、お風呂でも入ろうかな
「残念だけど、お風呂は……ちょっと今は…」
ぼそぼそと喋る燭台切。
少し気になりお風呂を探しに行く
「っと、此処だ！！」
勢い良く戸を開く
その瞬間、物凄い悪臭が襲い来る
カビの臭いと雄臭いナニか
戸を叩き付ける様に閉める
真後ろに控えていた蜻蛉切達の顔は真っ青で
何とか吐き気を堪えて居るようだ
「ちょ、一回厠行っていきま ゔッ」
危ない、と感じ取ったのか
長谷部が私を抱き抱え全力疾走する
「厠は何処だあああああああぁあぁ！！！！」
ねえ待って、揺れて吐き気に拍車がかかるから
「も、もう少し…ゆっくりしてもらえませんか」
もうそろそろ限界なんですが……うぅッ
「あるじ様、厠っ！あり…ました」
全員、暫く動けなかった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「厠は何処だあああああああぁあぁ！！！！」
長谷部くんの声が響いてくる
ふふ、何だか昔に戻ったみたいだな
今の長谷部くんは主の刀剣じゃないけど…
なんで、変わってしまったんだろう……
主……
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作者名：夜巻静音 | 作成日時：2016年3月29日 2時
