暫くスレには行けなさそう ページ22
一時和解にまで持ち込んだけど
ほぼ人間不信に陥っている男士も大勢居るし
迂闊に話しかけない方が良いかな…?
また斬りかかられるのは遠慮したいし
そう考えながら端末を取り出しスレを開く
「何をしているの…?」
後ろから何者かに組み付かれ
短刀が首に押し付けられた
ひゅっと空気が喉から漏れる
癪に障る様な事をした覚えなんて…何も
「此処ではあまり
余計な事をしない方が身のためだよ」
長谷部が声を荒げ
主から離れろ!圧し切るぞと叫んでいる
やんわり止め、端末を仕舞う
短刀が首から離れ
「次は無いよ」
とだけ告げ何処かに行ってしまった
スレへの報告はもう少し後になりそうだ
血の濃い匂いに混ざって
ご飯の匂いが漂ってきた
やる事も特に無いので大広間を見回す
大広間に居る男士達は三日月を除く殆どが
大怪我をしていた。傷だらけで動けるのが
奇跡かと思えるくらいに
その中の一人に目が留まる
紅い髪を一つに結わえている
とても身長が高い筋肉質でしっかりした体つき
もしかして、
「………………蜻蛉切?」
側に居た蜻蛉切が寄ってきた
私の視線の先を見、顔を顰めた
あの蜻蛉切になら話を聞けるかも知れない
接触しようと移動しかけたと同時に
「ご飯、出来たよ」
とお膳を持った燭台切が出て来た
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作者名:夜巻静音 | 作成日時:2016年3月29日 2時