[刀剣乱舞]ウチの本丸はキェアアアうるさい。

ぽこぽん ページ15

「うっわ、風呂上がり寒い」



「さっさとその無駄乳しまえ」



「この乳のどこが無駄だ。言ってみろ」



私は、ほら、うん。

乳の存在理由なんかどうでもいいよ？



「俺のは筋肉だ、あんたのは脂肪だろ。」


「脂肪いうな言い方かえろ！脳みそまで筋肉でしょ、絶対！」




「……別にいいんじゃねぇか？」



「意味は、頭の中筋肉で出来てて考えることができないの？ってことなんだけど、多分。

えー、そんな返し方されたら心痛い。審神者泣いちゃう」





「お前から始めたんだろ」





他の同田貫が着替えてる最中思う。手を止めながらじゃないと話せない私の方がアカンやつや...と。







「無駄乳しまうから、胸にさらし巻くの手伝って」


「おう。」




傷付いたんだぞ！私は



なんて言わずに黙って

さらし巻かれとこう。






「なんで男のは見るくせに自分は身体隠すんだよ」



「おい！打刀が主にセクハラしてる！良いのかこれは！風紀委員会来いや！」



それは男の本能なんだー、とどっからか返事返ってきた。


え？そういうもんなの？


そうなの？

え、何が本能？



何かとは言わないけどみたいの？




「あーもー、変な意味じゃねぇよ。女に興味はねぇ。」



「あっ、男に興味がある方？」


「いやねぇよ。」






「私は両方いけるタイプだぞ？舐めるなよ？」




「……お前馬鹿だな」



カッチーン、


ん？なに？この子に心はないの？
優しい心はないの？





「あー！あんたのせいで何に悩んでたか忘れた。モヤモヤする！どうせ馬鹿だよ！」



「あぁ。馬鹿だな。」







……慈悲はないのだろうか。

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