にっかり青江 ページ32
今、私は青江と添い寝している。
添い寝している。
これは、つい十数分前のこと･･･。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿
･･･
青江が、そこにいた。
主として声をかけないわけにはいかない。
「おぉ青江、元気にしてるかい」
「あぁ元気だよ。」
「それに、戦場に出てないけど毎日充実しているんだ。」
ほう。充実してるのか。
ジャージスタイルな青江が
微笑みながら、ゆらりと立ち上がってきた。
ちょっと怖い。
怖いのは逸話のせいじゃあなくて
大脇差ということあって背が高い。
ただそれだけ。
「何故だかわかるかい？」
彼の微笑みは張り付いた面のように崩れない。
「なんでか主わかんないな〜」
白々しく、目を合わせないで
その場から逃げたくて
左足を一歩だけ後ろにやった。
青江は近づいてくる。
「あ、はは･･･は･･･」
こんな状況になったとき
なんて声を出せばいいのか見当もつかない。
青江は近づいてくる。
叫び声を出して後ろにダッシュしたかった
けど
あえて正面から立ち向かう。
逃げない。
「怯えなくてもいいんだよ」
「さぁさぁ、僕みたいに、にっかり笑って？」
「僕がどうして充実した日々を送ってるか、教えようか」
『ま、毎日審神者の首をとる計画建ててるから？』
一瞬、そんな考えが脳をよぎったけど
口に出さないことにした。
本当だったらヤバいし勝ち目ないから。
「君も、薄々わかってるんじゃないのかい？」
「心当たりがございません！」
「あっ、数珠丸さんと、新しい趣味でも見つけた？」
「はずれ」
「君が、ここ何週間も」
「毎日毎日畑当番をさせるから、が正解だよ。」
「言いたいことはわかるよね」
「僕は土いじりが苦手なんだよ」
「そろそろ、この呪縛から解き放ってくれないかな」
＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
こうして、今に至る。
青江曰く“土いじりの褒美がほしい”。
昼間から布団を敷いて
抱き枕のように抱かれながら
ごろんと横になっている。
自分のお腹あたりに、青江の腕が伸びていて
自分の肩に青江の顔が当たっていて
「恋人か、夫婦みたい」
「今流行りの夫婦ごっこ、だったかな」
「そうそう」
その後は覚えていない。
気づいたら寝ていて青江はいなかった。
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猫凪(プロフ) - おてぎねと日本号をリクエストします！ (2019年7月4日 0時) (
レス) id: dff153e4a1 (このIDを非表示/違反報告)
とんこつ猫(プロフ) - 璃月さん» 一年近く更新していないのに・・・() リクエストありがとうございます、了解しました！ (2018年12月26日 9時) (レス) id: 434724ccf0 (このIDを非表示/違反報告)
璃月 - 可愛くてすきです！！あと、リクエストいいでしょうか。日向正宗をお願いしたいです！ (2018年12月24日 10時) (レス) id: 32836025e5 (このIDを非表示/違反報告)
逆巻ミィ(*_-∀-_*) - とんこつ猫さん» んんー！やはりかわゆすっ！皆大好きだよー！！！(*´д`)ﾊｧﾊｧ(((殴 ごめんなさい (2017年11月25日 17時) (レス) id: f436343b97 (このIDを非表示/違反報告)
アゲハ(プロフ) - ありがとうございます！！ (2017年11月25日 16時) (レス) id: 5c06d7bed0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とんこつ猫 | 作成日時：2017年8月15日 17時
