[刀剣乱舞]兄呼びしてあげることにした［短編集］

鯰尾藤四郎 ページ8

突然思いついた三十一文字を投げつけるのは私の趣味にしたい


「鯰尾君 最近馬糞 投げないね」


「そりゃそうです 俺は鯰尾 藤四郎」



..素敵なお返事いただいたよ。
どこかの文系さんは"雅じゃない"とか言うかもしれないけど、そうでもない


"可愛らしい遊びだね。いいと思うよ"

って言ってくれるんだよ。



「我思ふ 兄呼びしたい 鯰尾を」

「俺思ふ 勿論ですよ 主さん」



「うぇい！」


「いぇーい！」



「お兄ちゃんにたーんと甘えていいよ！」


「ありがとう！鯰尾お兄ちゃん馬糞の臭いしないから好きー！」


「馬糞の臭いしたら、きらいー？」

「……風呂に、入れる。」






鯰尾は、兄というよりやっぱり弟かもしれない。だって私の胸に甘えてくるもの。抱きしめてくるもの。


フサフサな髪が当たってくすぐったい。

もちろん！可愛いから許す、の一点張りです。







「よっし、今日はお兄ちゃんが甘えさせてあげる！なんだかんだ言って、俺が甘えてるもんね。ごめん、疲れてるのに。やっぱ俺に主は必要な存在だなぁ」



そんなこと言いながら身体をおこして、私をフンワリ抱きしめてくれる。背中でホールドしてくれる。


ただのスキンシップ、スキンシップなんだよ



「..もっと抱きしめまーす。スキンシップというより、主のお手入れ。気が滅入っちゃったり、心が病んだら、いつでも！この俺
鯰尾藤四郎のとこに来てくださーい！」



「はぁい、わかりました。」




私の、頼れるお兄ちゃん

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