山伏国広 ページ14
「……山伏さん。あなたの弟が極修行へ行きました。こうなればあなたがすることは1つ
兄としての力を高めましょう。
弟くんは必ず、すこしでも大人になって帰ってきます。そうなると甘えてはくれません。物事を自分の中で溜め込むかもしれません。
長い前置きはカットします。私を妹として!
甘やかしてください」
「....お断りする。何故拙僧に頼むのだ。弟刀の扱いが難しいのは一期殿であろう。
主殿、正直に申してみよ。」
カカカ、なんて笑いません。
バッサリ切り捨てるのが私の山伏です。
「...そなたは美しい」
「わかっておる。何百年美術品をしてきたことか。まぁ今は実践刀であるが
話をそらすのはやめられよ。呼んでほしいのなら素直に言えばよかろう。」
私のことを見向きもせずに弟のまんばちゃん、こと、山姥切国広のマント?布?に
コロコロローラーを当ててる山伏さん。
わかってる。冷たいんじゃないよ愛なんだよ。
「わかったよ言うよ!山伏にね、
『拙僧と乱れよっ(はぁと』とか求めてない。
君みたいなお兄ちゃんがほしいんだよ!
岩融で妥協したかった、でも、君じゃないと..
君じゃなきゃ駄目みたいなんだよ!」
「…兄弟。主を甘やかしてやれ。」
まんばちゃんも加勢してくれる。
「仕方のないお人だ。主殿は..
そこまでいうのであれば、してやろう。」
*
「ということで!私を抱っこしてみろ!
おんぶも可。言うのは恥ずかしいが私は軽くないぞ?体重25kgとかないよ?そんなの8才児だよ。
お米の袋、30kgを基準とする。それより重い!さぁ山伏兄さん、私を持ち上げてみて!
その筋肉の力を私を使って表して!」
後半なにを言ってるかわからなかったけど
外に出てからして欲しかったことの要求に出る。さぁどうだ?
男前なら姫君抱っこするのか?
するのか?
「持ち上げるなんぞ余裕よ。さぁ、兄妹よ。拙僧の右肩に座られい。
兄弟は拙僧の左肩に」
「え、あ、座る?座るの?二人同時とかできるのかな、怖いよ!」
「大丈夫だ。兄弟の筋肉は伊達じゃない。
俺とアンタ...兄妹が乗っても、平気だ。」
おそるおそる、広い肩に座るが恐怖しかない。
かがんでくれてるんだよ?下駄で。
一本下駄で...よくまぁ、崩れないね
私達を肩に乗せ、ひょっと持ち上げた後普通に歩いてくれる。膝を抑えてくれるから落ちなかったし、なんか.....不思議な気分だった。
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逆巻ミィ(*_-∀-_*) - こちらなんか2ヶ月もコメント返していなくてすいませんでした!!!凄い最高です!癒し頂きました!星無限です!ありがとうございました!!! (2017年11月19日 0時) (レス) id: f436343b97 (このIDを非表示/違反報告)
とんこつ猫(プロフ) - 龍咲 蓮翔さん» ごめんなさい、すっかり、遅くなりました……みて、くれてありがとうございます…うぅ、泣ける…ありがとうございます………ご丁寧に、そんなもう… (2017年9月30日 7時) (レス) id: 5040c67176 (このIDを非表示/違反報告)
龍咲 蓮翔(プロフ) - わぁ……鳴狐がめっさ可愛い。3人とも好きです。3人と、多いにも関わらずありがとうございました! (2017年9月29日 21時) (レス) id: 8ffde7c53d (このIDを非表示/違反報告)
とんこつ猫(プロフ) - しゅがーどーるさん» もう20以上!待たせてすんません!愛染くんと数珠丸様了解です!!ありがとうございます!コメントありがとうございます! (2017年9月29日 8時) (レス) id: 5040c67176 (このIDを非表示/違反報告)
しゅがーどーる - リクで愛染と数珠丸さんお願いしたいです(⊃-∀-⊂) (2017年9月4日 0時) (レス) id: f436343b97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とんこつ猫 | 作成日時:2017年8月6日 2時