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Side Urata
「…はい、どうぞ。大したものじゃなくてすまんなあ…。」
目の前に紅茶を差し出される。
ついでにお茶菓子も持ってきてくれたのは、坂田のお母さんだった。
赤色の美しい髪の毛は親子そっくりで、少し方言の入った喋り方まで同じ。
「優から話は聞いとる、うらたさんやろ？
今日は、どうなさったん？」
「あ、はい、実は…
坂田の、音楽のことが聞きたくて…
あいつは、音楽が好きなのに
音楽をやろうとしない
だから、何かあるのかなって…」
すると、お母さんは顔をゆがめた後、ゆっくり、そう、ゆっくり話し始めた。
坂田がAという子と音楽をしてたこと
作詞作曲を手がけていたこと
ある日突然Aが行方不明になったこと
そして亡くなったこと
それから音楽を辞めたこと……………
「そうなんですか、ありがとうございます。」
坂田の壮大な過去に驚きを覚えると同時に
過去の坂田のために
今の坂田のために
未来の坂田のために
そして、そのAという子のために
絶対に、一緒に音楽をやってやろう。
そう、心に決めた。
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フユノソラ(プロフ) - くるみさん» （別垢です）それは涙と言います...ありがとうございますううううう！！！ (2019年4月12日 22時) (
レス) id: c301bcb8f2 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - あれ・・・目から塩水が・・・(´;ω;｀) (2019年4月12日 18時) (レス) id: 5a18904c1e (このIDを非表示/違反報告)
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