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Side Urata
薄々、勘づいてることがあった。
坂田は、音楽が好きだ。そう、確かに好き。
だけど、音楽をやることに何がトラウマみたいなものを持っている。
何かが理由で、音楽ができない。
「そいや、坂田ってピアノ弾けんの？」
「え？あ、えっと、何年も弾いとらんよ？」
「少し、弾いてみたら？」
これで、少しでも音の楽しさをまた知って欲しいんだけどな…。
半強制的に、坂田をピアノの前に座らせる。
すると、坂田は、数十秒固まった後、ピアノを演奏し始めた。
それは、何回も繰り返したくなるような、いわゆる中毒性のある音の流れ
なんとなく、歌詞がついているような
なんとも素敵な曲だった
すると、ピタリと演奏がやむ。
「これくらい、しか、弾けへんよ。
いこ、うらさん。」
そそくさと坂田は、退場してしまった。
「今の、なんて曲？」
「……………名前はない。」
「ふぅん………頑張れよ、坂田。」
「…何を？！」
「………………………勉強。」
「舐めとんのか？！」
音楽、頑張ってくれよな。
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フユノソラ(プロフ) - くるみさん» （別垢です）それは涙と言います...ありがとうございますううううう！！！ (2019年4月12日 22時) (
レス) id: c301bcb8f2 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - あれ・・・目から塩水が・・・(´;ω;｀) (2019年4月12日 18時) (レス) id: 5a18904c1e (このIDを非表示/違反報告)
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