38話 ページ38
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「…もしヒョンが、自分と同じことを考えてたら」
YG「…ん？」
「……全然、話してください。昔みたいに、色々。音楽のことでもそれ以外でも…ヒョンが話してくれるのが、自分はとても嬉しいので」
自分たちは成長して変わったけど、ヒョンの話が聞きたいのは変わってない。
「ただ、昔みたいにヒョンが話してくれなくなったのが、少しだけ寂しい？かっただけです。すいません、子どもっぽくて」
YG「…」
自分の言葉に、その場で固まってしまったヒョン。
何かまずいことでも言っただろうか。
「あの…、」
YG「お前はまだまだ子どもだよ」
「へ」
ヒョンは苦い顔で笑いながらこっちに来る。
YG「ホント素直じゃないのな」
「…結構正直に言ったつもりなんですけど」
YG「可愛げがなかった」
「なんで自分に可愛げを求めるんですか」
YG「その方がもっとイイから」
何が良いんだ……本当にこの人は言葉が遠回しだ。
YG「でも、ありがとな」
自分を見たその両目は、随分優しかった。
YG「お前ももう大学生だし、自分の時間がある。だから俺のことばっかり話したら、お前に余裕がなくなると思ってな。…ヒョンのちょっとした強がりだ」
そう言ったヒョンはすぐに顔を逸らした。
「…大丈夫ですよ。ヒョンが悩んだままでいるよりは」
YG「…はっ…お前ホント、その他人優先は変わらないのな」
「ジンヒョンに、自分はヒョンと似てるって言われました。だからお互い様だと思います」
YG「…ははっ、そうだな」
珍しく笑った彼は、そのまま自分にCDを差し出してくる。
「これって…」
YG「新曲。まだ試作だからお前に先に聴いてもらうわ。感想待ってる」
目の前のCDを受け取りながら、自分はヒョンを見た。
「ありがとうございます…ヒョン」
YG「…っ……ホント、もっと笑ったらいいのにな」
「はい？今何か、」
YG「もっと可愛げがあったらタイプだって言ったんだよ」
「悪口ですかそれ」
YG「なわけねぇだろ。別にお前が可愛くねぇとは言ってな、」
JN「ちょっとちょっとぉーっ！？もう話し終わったんでしょおー！？何カレカノみたいな会話してるわけ！？お兄ちゃんはそんなことぜぇぇっったいに許しませんからねぇっ！？」
A・YG「「いやアンタも盗み聞きしてんのかい…」」
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?めぃろ?(プロフ) - 女性が年上の男性を呼ぶ時はオッパですよ、！ (2021年2月16日 14時) (
レス) id: a284f3be6e (このIDを非表示/違反報告)
ねね(プロフ) - TAKARAさん» そうなんですね。ありがとうございます (2021年1月30日 20時) (レス) id: 103e92ff4c (このIDを非表示/違反報告)
TAKARA(プロフ) - こちらの主人公は女の子なのですが、物語上韓国の呼び方を少々変えさせて頂いています…！！ご了承ください…！！ (2021年1月30日 20時) (レス) id: ef956d5f5d (このIDを非表示/違反報告)
ねね(プロフ) - コメント失礼します！女の子が年上の男の人を呼ぶときはオッパなのですがヒョンになってますが、意識的にですか？失礼しました！ (2021年1月30日 19時) (レス) id: 103e92ff4c (このIDを非表示/違反報告)
TAKARA(プロフ) - 鷺_saki_さん» こちらの主人公は女の子でございます…！！物語の都合上、韓国の呼び方を少しだけ変えさせていただいております…！！ご了承ください…！！ (2020年9月20日 13時) (レス) id: ef956d5f5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Machiya
| 作成日時：2020年9月8日 12時
