〈#199〉愛しい ページ49
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「〜〜〜っ近いですソクジンさんっ！！」
慣れない空気に耐えられなくなった私は、バッと彼から距離を取った。
JN「ごっごめんつい…！」
「つい…！？ついこういうことを女にするんですか…！？」
JN「ちょっと語弊あるなぁ！？僕は別に女性だからこういうことをしてるんじゃなくて君だから…っ」
「！」
彼から出たその言葉は、またしても私の体温を上げてくる。
JN「いっ今の無し…！」
「えっ今更！？」
JN「さすがに恥ずかしすぎるッ！慣れない事はするもんじゃないねっ！！」
彼も彼で、やっぱり羞恥心が勝ったのか、慌てて私に背を向けた。
JN「ご、ごめん…ほんとは最後までカッコよく誘いたかったんだけど…」
「…」
JN「僕、どうもこういうの向いてないみたい…」
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大人びていたり、かと思えば幼く見えたり。
彼を見ていると、どうしようもない感情が胸の辺りに湧いてくる。それを外へ出すのを抑えるのは、簡単じゃない。
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「……カッコよかったですよ…さっきのソクジンさん…」
JN「……へ…」
「というか…最初に会った時も、今も……ずっとカッコいい、というか…」
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だから、こうやって遠回しにしか言えない。
下から彼を覗くように見上げると、
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JN「…〜〜〜っ」
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真っ赤になった彼の顔が、私の瞳に広がった。
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ああ。
きっとこんなことを思うのは、ダメなことなのに。
私と彼じゃ、本当に生きている時代が違うのに。いつかは、元の時代に戻ってしまうかもしれないのに。
私には、彼を本当に幸せにしてあげることはできないのに。
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「……クリスマス、二人で行きましょうか…」
JN「……う、うん…」
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あなたを、どうしようもなく愛おしいと思ってしまっている。
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Machiya(プロフ) - 田部田さん» うわぁぁありがとうございます。・°°・(＞_＜)・°°・。光栄です！ (2022年10月30日 21時) (
レス) id: ef956d5f5d (このIDを非表示/違反報告)
田部田 - 100回目の星を押しました！すごく面白いです！これからも頑張ってください！ (2022年10月30日 21時) (レス) @page1 id: 53ff48b43d (このIDを非表示/違反報告)
Machiya(プロフ) - YYami072さん» コメントありがとうございます…！！頑張って完結させますので気長にお待ちください！！ (2022年9月24日 23時) (レス) id: ef956d5f5d (このIDを非表示/違反報告)
Machiya(プロフ) - k.nさん» 読んでいただきありがとうございます！！最後まで楽しんでいただけると幸いです…！！ (2022年9月24日 23時) (レス) id: ef956d5f5d (このIDを非表示/違反報告)
YYami072(プロフ) - はじめまして！前から読ませて頂いていたのですがコメントする勇気がなく…初コメです。ユンギ君の言うのを躊躇った感じとかたまらないですね！だんだん繋がってくるにつれて期待と不安でもう最高に興奮してます。無理せず頑張ってください！応援してます。 (2022年9月24日 20時) (レス) @page50 id: 41ce7899c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Machiya
| 作成日時：2022年7月30日 18時
