〈#70〉お絵かき ページ20
.
JK「ぬなぁ、ひょぉん、みてみて〜」
お昼過ぎ。
今日はソクジンさんはお仕事がお休みで、珍しく家でジョングク君と遊んでいた。
JN「おぉー？どれどれー？」
ジョングク君は一生懸命描いていた絵を私たちに見せてくれる。
「わぁー！ジョングク君上手だねぇー！」
JN「ジョングガは絵描くの好きだからなぁー。パンダさんかな？」
「え？ヒトデじゃないんですか？」
JN「あ！分かったウサギさんだ！」
JK「おかあさんだよぉ」
「「…」」
無垢なその子の言葉に固まる。
JK「そ、そっかそっかぁ〜上手に描けたなぁ〜…」
「そっそうですね！すっごく上手だよ！綺麗なお母さんだね…っ！」
私たちは何とか弁解するようにジョングク君の絵を褒める。
JK「おかあさんのかお、わかんない、から」
「え…」
JK「こんなかお、かなぁって」
純粋なその子は、そう言って再びクレヨンを紙の上に走らせた。
そう言えば、みんなのお父さんやお母さんって、今どこにいるんだろう。
みんなソクジンさんの弟らしいけど、それにしても年が離れすぎというか…ジョングク君に至っては彼と20歳以上も離れている。
もしかしたら…
「(…ううん。本当のことは聞いてみないと分かんないんだから)」
浮かんだ考えを頭の中で振り払って、隣にいたソクジンさんの方を向く。
「ソクジンさん！あの！」
JN「ん？どうしたの？」
「えっと、あのー、弟くん達のことで、」
そう聞こうとした時、リビングのドアが勢いよく開いた。
バァンッッ！！
「「うわぁっ！？」」
TH「ぬなぁっ！ぼくたちにおべんとうつくってぇっ！！」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 313人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Machiya(プロフ) - めろんさん» ありがとうございます…！！引き続きお楽しみください｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡ (2022年6月13日 10時) (
レス) id: ef956d5f5d (このIDを非表示/違反報告)
めろん(プロフ) - とっても素敵なお話で心温まりました♡応援してます！ (2022年6月13日 1時) (レス) @page1 id: 7d9eea605c (このIDを非表示/違反報告)
Machiya(プロフ) - 裕美さん» 読んで頂きありがとうございます…！！頑張ります！ (2022年6月12日 0時) (レス) id: ef956d5f5d (このIDを非表示/違反報告)
裕美(プロフ) - お話大好きです！更新楽しみに待ってます！！ (2022年6月11日 22時) (レス) @page50 id: e01a387c2c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Machiya
| 作成日時：2022年5月27日 22時
