〈#52〉ふりかえり ページ2
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Piiiii！！
「はっ！」
耳元で鳴ったアラームに、条件反射で飛び起きる。
その拍子に、お腹辺りで寝ていた小さな子どもが起き上がる。
TH「んぅーぬなぁ…？」
「テヒョン君！起きて！今日は寝坊なんて絶対できないよっ！」
未だ眠そうに目を擦る、天使のような子ども。ただ、今日はその可愛い天使を叩き起こさないといけない。
「今日は幼稚園の遠足でしょっ！？」
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私は、2022年12月から、2008年4月の、14年前にタイムスリップしてきた。
丘で倒れていた私を、ソクジンさんという男性が助けてくれて、何の縁か、彼の家に招かれることになった。
そして今、私はこの家の子ども達のヌナとして、お世話をさせて頂いている。
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TH「あーっそうだったぁー！」
「よし！早く着替えてご飯食べて幼稚園行こうっ！」
TH「いこーっ！」
元気よくベッドから飛び降りたテヒョン君。その後を追って、階段を下りていく。
一階リビングに入ると、いつものように彼がカップを持ってキッチンから出てくる。
JN「おはよ、Aちゃん」
「おはようございます！」
彼がソクジンさん。この家の家主で、6人の弟たちと暮らしている。
お医者さんらしくて、いつも忙しそうに仕事をしながら育児をしているから、本当に尊敬する。
JN「今日もマンネ達の送迎、頼むね」
「はい！」
JN「ご飯は作ってあるから、テヒョン達と食べてね」
テーブルに並べられた美味しそうなご飯たち。
「(顔も良くて優しくて、しかも料理も上手で…きっと周りの女性がほっとかないんだろうな…)」
そんなことを思っていると、後ろからスッと横を通り過ぎた子がいた。
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Machiya(プロフ) - めろんさん» ありがとうございます…！！引き続きお楽しみください｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡ (2022年6月13日 10時) (
レス) id: ef956d5f5d (このIDを非表示/違反報告)
めろん(プロフ) - とっても素敵なお話で心温まりました♡応援してます！ (2022年6月13日 1時) (レス) @page1 id: 7d9eea605c (このIDを非表示/違反報告)
Machiya(プロフ) - 裕美さん» 読んで頂きありがとうございます…！！頑張ります！ (2022年6月12日 0時) (レス) id: ef956d5f5d (このIDを非表示/違反報告)
裕美(プロフ) - お話大好きです！更新楽しみに待ってます！！ (2022年6月11日 22時) (レス) @page50 id: e01a387c2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Machiya
| 作成日時：2022年5月27日 22時
