不安に曇る少年たち ページ25
JK side
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保健室のベッドに優しく寝かせる。
Aは寝ているみたいで、呼吸も整っていた。
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HS「うん…とりあえず大丈夫そうだね。今はこのまま寝かせてあげよう」
ヒョンが布団をかける。俺は眠っている彼女を見つめていた。
HS「でも、なんで急にこんな事に…」
JM「ジョングガ…何があったの？」
JK「…俺にも分からなくて…テヒョイヒョンとAが話してるのを見つけて、声を掛けようとしたら、Aが…」
俺の言葉に、ヒョン達は顔を合わせた。
JN「突然倒れたって感じか…」
NJ「何かが大きなストレスになったとか、でしょうか」
ストレス…その言葉に、腕を組んでいたユンギヒョンが顔を上げた。
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YG「なぁテヒョン。お前、そいつと何話してた」
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保健室のドアの近くに立っていたテヒョイヒョンに、全員が視線を向けた。
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TH「…別に」
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ヒョンはそう言って、また顔を俯かせた。
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NJ「別にって…何か話してたんだろ？」
TH「そうだけど…」
JN「テヒョンア。お前を責めてる訳じゃないよ。ただ何があったか聞きたいだけだ」
TH「…」
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頑なに話そうとしないヒョン。
俺はだんだんと、溢れる感情を抑えられなくなっていった。
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JK「…っヒョン…Aに何か言ったんですか…？」
TH「…は？」
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低いその声。俺はヒョンを見上げた。
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JK「Aの負担になるようなこと…言ったんじゃないんですか」
TH「…そんなコト言うわけないだろ」
JK「じゃあなんで黙ってるんですか…言えない事でもあるんじゃないんですか？」
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ガタンッ！
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JM「テヒョンアっ！」
JK「…っ」
TH「俺は何も言ってないしっ、Aが辛くなるような事なんて言わないッ！」
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俺の胸倉を容赦なく掴んだヒョンは、低い声を荒げた。
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Machiya(プロフ) - ルイスさん» 読んでいただきありがとうございます…！！｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡完結まで気長にお待ちください！！ (2021年10月3日 22時) (
レス) @page50 id: ef956d5f5d (このIDを非表示/違反報告)
ルイス - こんにちは！3章もハラハラドキドキしています(ﾟДﾟ;)8人の行く末がどうなるのか、楽しみにして読んでいます。更新頑張ってください。応援してます！ (2021年9月26日 17時) (レス) @page34 id: c62179e20e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Machiya
| 作成日時：2021年9月19日 22時
