脆い蝶 ページ24
JK side
廊下に出ると、誰かの話し声が聞こえた。
どうしたのかと思って歩いていくと、あの子とテヒョイヒョンがいた。
JK「あ、A…、」
声を掛けようとした時、
.
.
TH「A…こっち見て。ねぇ」
「…っ…来ないで…」
TH「…なんで？」
「分かんない…っけど…今は近づかないで…」
.
そんな会話が聞こえた。
よく見ると、Aは痛そうに頭を押さえてる。そんなAを心配そうに見るヒョン。何か変だった。
.
JK「…A…？」
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屋上の時と同じだ。あの時も、あの子はああやって頭を押さえて、何かに怯えてた。
俺は二人に近づこうと足を進める。
すると、
.
.
TH「A…っ！」
JK「…っ！」
.
あの子の体が崩れていく。
俺は走った。
倒れる前に、その子に手を伸ばした。
.
JK「っA…！」
.
間一髪で俺の腕の中に倒れこんだその子。
.
JK「A…！Aしっかりして！」
.
声を荒げても、体を揺らしても、目を覚まさない。
.
.
NJ「どうした…!?」
JN「ジョングガっ？何があったのっ？」
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後ろから聞こえるヒョン達の声。それでも俺は声をかけ続けた。
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JK「A！A起きてよ…！ねぇっ！」
HS「どうしたの…っ？」
JN「Aが倒れたみたい」
JM「え…っ？」
JK「ねぇA…っ！」
YG「ジョングガ、そんなに揺らすな」
.
俺の腕を掴んだヒョン。
.
HS「大丈夫…気を失ってるだけみたい。少し安静にすればすぐ起きるよ」
.
Aの額に手を当てたホソギヒョン。僕は動転していた頭を落ち着かせる。
.
HS「ジョングガ。Aを保健室に連れて行こう」
JK「…っ」
.
俺は言われた通り、Aをゆっくり抱いて、ヒョンの後についていった。
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Machiya(プロフ) - ルイスさん» 読んでいただきありがとうございます…！！｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡完結まで気長にお待ちください！！ (2021年10月3日 22時) (
レス) @page50 id: ef956d5f5d (このIDを非表示/違反報告)
ルイス - こんにちは！3章もハラハラドキドキしています(ﾟДﾟ;)8人の行く末がどうなるのか、楽しみにして読んでいます。更新頑張ってください。応援してます！ (2021年9月26日 17時) (レス) @page34 id: c62179e20e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Machiya
| 作成日時：2021年9月19日 22時
