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私たちは、落ちたブレーカーを探しに地下へ向かっていた。
 
さっきから姿が見えないジミンも探しながら。









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JK「ジミニヒョン、どこ行ったんだろ。こんな真っ暗なのに」

「さぁ…怪我してないといいけど」









この暗さだ。灯りがないと足元すら見えない。しかも、もう大分時間も遅い。









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「…というか、ホソクさん?」

HS「な、何…?」

「えーと…くっつき過ぎじゃないですか?」









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私とジョングクの間を歩く彼。
 
私たちの腕をがっしり掴んでいる彼は、さっきからキョロキョロと周りを警戒してる。









JK「ヒョン、ビビりですよね」

HS「そうだよ悪い…っ?お化けとか暗いトコとか…理解できないものは怖いの…!」









小動物のように体を縮める彼。









HS「なんでみんな平気なの…?怖くないの…っ?」

「いや怖いですけど…」

JK「ヒョンがそこまでビビってると逆に冷静になれるっていうか」









正気でいなければ、って思うから。









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「あ。着きましたよ、体育館」









この学校には、地下に体育館がある。

その中にブレーカーがあるんじゃないかとナムジュンさんが言っていた。









JK「うわー、出てきそう」

HS「出てくるって何が…っ?」

JK「それはもうお化け、」

HS「やめて…ッ!」









やたらと声が響く体育館。私たちは慎重に中に入って、ブレーカーの在り処を探す。









「そっちあった?」

JK「なーい」

「暗すぎて全然見えないよ…」









二手に分かれて探す。ホソクさんは未だジョングクにくっついてる。
 









その時、また稲光と共に雷鳴が響いた。









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?「っひ…っ」


「!」









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どこからか聞こえてきた小さな悲鳴。
 
その声の持ち主を、私はすぐに探した。









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Machiya(プロフ) - ルイスさん» 読んでいただきありがとうございます…!!。゚(゚´ω`゚)゚。完結まで気長にお待ちください!! (2021年10月3日 22時) (レス) @page50 id: ef956d5f5d (このIDを非表示/違反報告)
ルイス - こんにちは!3章もハラハラドキドキしています(゚Д゚;)8人の行く末がどうなるのか、楽しみにして読んでいます。更新頑張ってください。応援してます! (2021年9月26日 17時) (レス) @page34 id: c62179e20e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Machiya | 作成日時:2021年9月19日 22時

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