8話 ページ8
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「(大会、か)」
ジョングクが歌が好きなんて知らなかった。
だけど、自分の為に歌ってくれたあの歌の、彼の声はよかった。
透き通っていて、音程も完璧。綺麗な歌声だった。
「(ジンヒョンには言いたくないんだろうか)」
まぁ確かに、ジョングクは高校二年。
今はまだ余裕があるけど、後期には進路を考えていかなければならない。
「(……好きなことを、やってほしいけど)」
そんなことを思いながら、重くなった瞼を閉じた。
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＿＿＿＿＿ん？何ここ。
控え室、みたいな……フロア？
目の前に広がる大きなガラス窓。
その外に、街の明かりが見える。
夜。
だけど、街の光が強くて星は一つも見えない。
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�爐笋辰僂蠅海海砲い拭���
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突然、後ろから聞こえた声。
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�爐泙拭∪韻鮓�てるの？��
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聞き慣れすぎている、その声。
振り向くと、そこには誰かが立っていた＿＿＿＿＿
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HS「おーい。Aー？」
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また聞こえたその声に、重い瞼を開ける。
眩しい光と共に、視界に映った彼の顔。
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「…」
HS「あ、起きた。そろそろ準備しないと講義遅れるよー」
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彼は自分のベッドに腰を掛けて、自分の顔を覗き込んでいた。
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「……ホソク」
HS「ん？なにー？」
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いつもの穏やかな笑顔で、自分を見る彼。
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「………何でもない」
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喉まで出かかった言葉が、沈んでいった。
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HS「何それーっ！もぉー早く着替えて降りてきてよー」
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彼はそう言って、部屋から出て行った。
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「……」
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あの夢の中にいた人は、彼によく似ていた。
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omu(プロフ) - この章も終了ですか… magic shopの店主さんが何人か予想しているのですがまだ分からないです、、笑 次章では夢主ちゃんの恋模様が見れるといいな…と思ってます！ (2021年8月23日 15時) (
レス) id: f2228c905e (このIDを非表示/違反報告)
Machiya(プロフ) - omuさん» 読んでいただきありがとうございます！(;´Д｀)頑張って更新していこうと思いますのでこれからもよろしくお願いします…！ (2021年8月23日 15時) (レス) id: eb0ca8c370 (このIDを非表示/違反報告)
omu(プロフ) - はじめまして！［FAKE LOVE］から全作品読み、［Magic shop］まで来ました！前作の伏線やセリフが所々に散りばめられていて何度も感動しました。作品の更新気長に待ってます。いつも感動をありがとうございます（ ; ; ） (2021年8月23日 10時) (レス) id: f2228c905e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Machiya
| 作成日時：2021年7月15日 22時
