38話 ページ38
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週末。
いつもの時間に起きてリビングで朝食をとっていると、二階から大きな声が聞こえてきた。
TH「Aー！今日の服決めたから俺の部屋来てーっ」
朝から元気な声に、思わず息が出る。
NJ「テヒョンと出かけるんだって？モデルOKしたんだ」
「…仕方なく」
NJ「はは、相変わらずマンネ達に弱いよな、俺たち」
面白そうに笑う彼を少し睨む。
その時、昨日の会話が頭をよぎる。
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女子『ホビ、芸能事務所にスカウトされてるって』
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「…ねぇナムジュン」
NJ「ん？何？」
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新聞から目を話してこちらを見る彼。
特に変わった様子はない。
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「……ホソクのことで、」
TH「A早くーっ！」
「…はぁ…」
タイミングを読んだかのようなテヒョンの声。
自分は言いかけた言葉を飲み込んで、仕方なく立ち上がった。
NJ「ホバが、どうした？」
「…、いや、なんでもない」
NJ「…そうか」
彼は自分を見た後、笑った。
NJ「…ま、楽しんできなよ」
また新聞へ顔を戻した彼に背を向けて、リビングを出た。
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「(ナムジュンはいつも通りだった。ホソクからは何も聞いてないってことなのか)」
考え事をしながら、テヒョンが待つ部屋へ向かう。
TH「やっと来たー。早くこれ着て、ここ座ってー」
「はいはい」
表情とは裏腹に楽しそうに部屋を右往左往する弟。
その姿に、思わず笑いが出る。
TH「何笑ってんのー？」
「別に。テヒョンって意外とこういうの好きだよね」
TH「こういうのって？」
渡された服を着ながら、後ろを向く彼を見る。
「こうやってスタイリストみたいなことするの」
TH「あー」
彼は考えるような仕草をする。
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TH「好きだよ？Aみたいなモデルをキレイにするの」
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omu(プロフ) - この章も終了ですか… magic shopの店主さんが何人か予想しているのですがまだ分からないです、、笑 次章では夢主ちゃんの恋模様が見れるといいな…と思ってます！ (2021年8月23日 15時) (
レス) id: f2228c905e (このIDを非表示/違反報告)
Machiya(プロフ) - omuさん» 読んでいただきありがとうございます！(;´Д｀)頑張って更新していこうと思いますのでこれからもよろしくお願いします…！ (2021年8月23日 15時) (レス) id: eb0ca8c370 (このIDを非表示/違反報告)
omu(プロフ) - はじめまして！［FAKE LOVE］から全作品読み、［Magic shop］まで来ました！前作の伏線やセリフが所々に散りばめられていて何度も感動しました。作品の更新気長に待ってます。いつも感動をありがとうございます（ ; ; ） (2021年8月23日 10時) (レス) id: f2228c905e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Machiya
| 作成日時：2021年7月15日 22時
