31話 ページ31
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会話が終わった静寂。
少し待っていると、リビングのドアが開く。
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JK「…っあ…」
「…ジョングク、」
声をかける前に、彼は表情を歪めて階段を上がっていった。
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JN「……はぁ…」
中では、深く息を吐き出す彼の姿があった。
自分は中に入って、ソファに座る彼の後ろ姿を見る。
うなだれたようなその彼に、声をかけていいものかと迷っていると、
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JN「……ジョングクがね、歌手になりたいって」
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その言葉に、自分は動きを止める。
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JN「ユンギみたいにもっと音楽に触れたいって。今回の大会で、そう思ったんだろうね」
「…」
JN「…Aは、知ってた？」
低いその声に、答える。
「…はい」
JN「…そっか…僕には言えなかったんだなぁ」
寂しそうな色の声に、彼に近づく。
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JN「僕には反対されるって分かってたんだね…だから、結果が出てから言おうとしたんだ」
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彼は自分に、封筒を差し出す。
中の紙を取り出すと、そこには「コンクール結果」が記されていた。
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「…、」
JN「そりゃあ…こんなにいい結果が出たら、もっとやりたいって思うよな」
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そこには、�犧邏壁�門、PD部門、歌唱部門、最優秀賞受賞�瓩筏�され、
その下には、芸能事務所へのオーディションの内容が追記されていた。
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JN「…できるなら、あいつの好きなことをやらせてやりたいんだ。だけど……」
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彼は俯いて、両の拳を握った。
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JN「……僕はもう、あいつに辛い思いはさせたくないんだ」
「(……ん…？)」
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僕は、�爐發Ν瓠押押押押�
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omu(プロフ) - この章も終了ですか… magic shopの店主さんが何人か予想しているのですがまだ分からないです、、笑 次章では夢主ちゃんの恋模様が見れるといいな…と思ってます！ (2021年8月23日 15時) (
レス) id: f2228c905e (このIDを非表示/違反報告)
Machiya(プロフ) - omuさん» 読んでいただきありがとうございます！(;´Д｀)頑張って更新していこうと思いますのでこれからもよろしくお願いします…！ (2021年8月23日 15時) (レス) id: eb0ca8c370 (このIDを非表示/違反報告)
omu(プロフ) - はじめまして！［FAKE LOVE］から全作品読み、［Magic shop］まで来ました！前作の伏線やセリフが所々に散りばめられていて何度も感動しました。作品の更新気長に待ってます。いつも感動をありがとうございます（ ; ; ） (2021年8月23日 10時) (レス) id: f2228c905e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Machiya
| 作成日時：2021年7月15日 22時
