26話 ページ26
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風呂から上がって、部屋へ戻ろうと階段をあがっていくと、一室から音が漏れて聴こえた。
〜♪
「(…大会まで一週間、か。ジョングクはまだジンヒョンには言ってないって言ってたけど)」
ユンギヒョンも仕事の話は滅多にしない。
前に自分は相談するのが苦手なんだ、とか言ってた気がする。
「(ジンヒョンが知ったらまたうるさく言われるだろうな)」
そんなことを思いながら、部屋のドアを開ける。
すると、
ガチャ…
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JK「じゃあヒョン、おやすみなさい」
部屋から出てきたジョングク。
JK「あ、A…」
「お疲れ様。もう遅いし、早く寝なよ」
JK「は、はい」
部屋の入ってドアを閉めようとすると、向かいの部屋から声をかけられた。
YG「A。ちょっといいか」
「あ、はい」
手招きする彼の部屋まで向かうと、中に入れと促される。
「どうしました？」
YG「やっと音源が完成したんだ。聴いてくれ」
渡されたヘッドホンをつけると、音楽が流れ始める。
.
「…」
YG「…どうだ」
「ピアノ基調がすごく綺麗だと思います。サビ前の盛り上がりもジョングクの声と合ってるし、何より歌声を生かしてるように聴こえて…」
思ったことだけを伝えると、ヒョンは考え込むように頬杖をつく。
「…気に入らないんですか？」
YG「いや、あいつの声も編曲もほぼ完璧だと思ってる。けどなんか足りないんだよな」
「プロデューサーの勘ですか」
YG「まだプロデューサーじゃないけどな」
苦笑しながら、曲を流して聴き直す彼。
やはり、音楽に携わっている時のこの人の横顔を見るのは好きだ。
「自分は良いと思いますけどね。メロディーも歌いやすいし」
自分はなんとなく、ジョングクの歌声に合わせて鼻歌を歌った。
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ガタンッ
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YG「それだ」
「え？」
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omu(プロフ) - この章も終了ですか… magic shopの店主さんが何人か予想しているのですがまだ分からないです、、笑 次章では夢主ちゃんの恋模様が見れるといいな…と思ってます！ (2021年8月23日 15時) (
レス) id: f2228c905e (このIDを非表示/違反報告)
Machiya(プロフ) - omuさん» 読んでいただきありがとうございます！(;´Д｀)頑張って更新していこうと思いますのでこれからもよろしくお願いします…！ (2021年8月23日 15時) (レス) id: eb0ca8c370 (このIDを非表示/違反報告)
omu(プロフ) - はじめまして！［FAKE LOVE］から全作品読み、［Magic shop］まで来ました！前作の伏線やセリフが所々に散りばめられていて何度も感動しました。作品の更新気長に待ってます。いつも感動をありがとうございます（ ; ; ） (2021年8月23日 10時) (レス) id: f2228c905e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Machiya
| 作成日時：2021年7月15日 22時
