22話 ページ22
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午後過ぎ。
急いで支度をして、ソラとの待ち合わせ場所に向かった。
SR「一時間待ちましたー」
「…ごめん。何か奢るよ」
真顔で携帯をいじる彼女の隣を歩いていく。
今日は彼女が行きたがっていたカフェに行くとのこと。自分は付き添いだ。
SR「ん？あ、あれってアンタのお兄さんじゃない？」
「え？」
彼女が顔を向けた先を見る。
週末の街中は人で溢れている。
その中で、女性の隣を歩く兄弟の一人を見つけた。
SR「えーと確か、二番目のお兄さんだっけ？」
「…そう」
綺麗な女性の隣を歩いていく兄、ユンギヒョン。
いつもと変わらない黒の私服とキャップ。
表情も変わらないけど、隣の女性は楽しそうだ。
「(今の彼女さんもやっぱり美人だ)」
SR「アンタの兄弟って彼女いないのかと思ったけど、普通にいるんじゃん」
「あのヒョンくらいだけどね、彼女持ちの経験」
うちの兄弟たちは何故かそろって彼女がいない。
中高から女子の注目の的になるほどなのに、誰も家に女性を連れてきたことがない。
唯一、ユンギヒョンだけが彼女を作っていた。
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HS『今日ユンギヒョンと彼女さんのこと見たよぉー！』
JM『えぇーっほんとに!?ヒョンいつから彼女できたのーっ？』
JN『ヤー！ユンギヤ！彼女できたらすぐに僕に報告って約束したじゃんかぁーっ！』
YG『してませんよそんな約束…』
TH『じゃあうちで初めて彼女できたのはユンギヒョンかぁー』
JK『彼女…ユンギヒョンに…？ほんとですか…？』
NJ『ヒョン、写真とかないんですか？』
初めて彼女が出来たと聞いた時は、兄弟そろって質問攻めしてたな。
YG『あーうるさい…これだから言いたくなかったんだ…』
『でも、ヒョンもやっぱりデートってするんですね』
YG『…いや、』
JN「そりゃユンギだって男だからなぁー。彼女ちゃん出来たら一緒に居たいよねぇー？」
YG『ヒョンうるさい』
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彼女がいても、あの兄さんから惚気ることはなかったけど。
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omu(プロフ) - この章も終了ですか… magic shopの店主さんが何人か予想しているのですがまだ分からないです、、笑 次章では夢主ちゃんの恋模様が見れるといいな…と思ってます！ (2021年8月23日 15時) (
レス) id: f2228c905e (このIDを非表示/違反報告)
Machiya(プロフ) - omuさん» 読んでいただきありがとうございます！(;´Д｀)頑張って更新していこうと思いますのでこれからもよろしくお願いします…！ (2021年8月23日 15時) (レス) id: eb0ca8c370 (このIDを非表示/違反報告)
omu(プロフ) - はじめまして！［FAKE LOVE］から全作品読み、［Magic shop］まで来ました！前作の伏線やセリフが所々に散りばめられていて何度も感動しました。作品の更新気長に待ってます。いつも感動をありがとうございます（ ; ; ） (2021年8月23日 10時) (レス) id: f2228c905e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Machiya
| 作成日時：2021年7月15日 22時
