第28話(過去) ページ30
妹と再会し、言葉をかわす。Aはほとんど話をしなかったが、
『迎えに来てくれて、ありがとう』
と言って笑ってくれた。
たった一人、僕を必要としてくれる存在。僕を見てくれる存在。いつしか、僕は彼女に好意を抱き始めていた。
いけないことだということは承知していたはずだった。でも、忘れようとするたびに、妹への感情はますます強くなっていく。
Aを抱き締めたくて、妹に触れたくて。
一度道場に連れて行き、かいがいしく身の回りのお世話をする。どうすれば彼女をそばにおいておけるか。考えに考えた末、僕はあることを妹に提案した。
『恋人として、家族として、もう一度やり直したい』
そのためには、僕が彼女のそばにいる必要がある。
Aを引き取りたいという旨を養家に伝えた際、『あの子は気味が悪い』と言われた。
なぜ、こんな心ない事を平気で言えるのか。
なぜ、Aが嫌われるのか。
Aはこんなにも優しくて、素直で、可愛いのに。Aは何も悪い事をしていないのに。
伊東「A、僕が君を守るから。」
ノーム1「王が笑った。喜んだ。」
ノーム2「王が嬉しい。俺たちも嬉しい。」
見れば、あの時のノーム達が会いに来てくれていた。どうやら、僕の後を追いかけて来たらしい。
妹に変化が現れたのは、それから少しした後だった。
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薫(プロフ) - スー☆さん» ありがとうございます!嬉しいです!これからも頑張って更新します故、よろしくお願いします。 (2017年11月5日 11時) (レス) id: db84894ca1 (このIDを非表示/違反報告)
スー☆(プロフ) - 続きが気になります!! (2017年11月5日 0時) (レス) id: 6b91c09b66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:薫 x他2人 | 作成日時:2017年7月15日 15時