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とんでもなく恥ずかしい思いをしたけれど、
君の口から放たれた"嬉しい"の破壊力は抜群で、
ニヤケてしまいそうになるのを抑えるので必死やった。
「じゃあもしかして歌手とか目指してたりするの？」
そんな俺を置いてけぼりにして進む会話。
「うーん…歌は好きだし、他にやりたい仕事も思い浮かばないから、なれたらいいなぁとは思うけど…」
「けど？」
「…紫耀に迷惑かけちゃいそうだから、歌手はないかな。」
和やかな空気が張り詰めたのは、
悪気もなく発せられた、兄思いな君の発言の後やった。
「…は？」
君の言葉にすぐさま反応した紫耀は、驚きを隠せない様子で、
「何言ってんの？そんなこと思ってんの？」
「え…？」
戸惑う君に構うことなく、話を進める。
「あのさ、
俺が俺の好きなようにアイドルとして活動してるのと同じで、
Aだって好きなように自分の夢持てよ。
迷惑なことなんて何もないし、マジで全力で応援するから。
だから、
俺のことより自分の夢を大切にしろよ。」
紫耀は思いつく限りの言葉で、懸命に君の背中を押したつもりやったんやろう。
だけど、
君は何も言わず、
潤んだ瞳を隠すように下を向いた。
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P(プロフ) - ふみなさん» ありがとうございます。励みになります。頑張りますので、引き続きよろしくお願い致します。 (2018年9月11日 21時) (
レス) id: 6d17b4bef7 (このIDを非表示/違反報告)
ふみな(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年9月11日 21時) (レス) id: 5163432d21 (このIDを非表示/違反報告)
P(プロフ) - ランタンさん» 有難いお言葉ありがとうございます。そう言って下さると本当に嬉しいです。引き続き頑張りますので、よろしくお願い致します。 (2018年8月4日 17時) (レス) id: 6d17b4bef7 (このIDを非表示/違反報告)
ランタン - あんまり廉くん主人公を読んだことがなかったです。でもこの物語とっても面白かったです。これからも更新頑張ってください！ (2018年8月4日 13時) (レス) id: bdde880c20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：P | 作成日時：2018年8月2日 0時
