カフェ ページ32
「おはようございます！」
あるカフェの入り口で、
通勤で急ぐ人たちに声をかけている女の子がいた。
首には売り子が持ち歩く台をぶら下げて、
その上に温かそうな飲み物がいくつも置かれていた。
「コーヒー、一つちょうだい」
「いつもありがとうございます！」
サラリーマンが小銭を渡すと、
彼女はその台に置かれたコーヒーのカップを差し出す。
この寒さのせいなのか、
はたまた彼女のその太陽のような笑顔のお陰か、
温かい飲み物はまたたくまに売れていく。
「いつも頑張ってるね」
「ありがとうございます、いってらっしゃい！」
そんな景色、僕には全く無縁な筈なのに。
こんなことがなければ僕はこの場面に出くわすことはなかっただろう筈なのに。
…僕は彼女に近付いた。
「…コーヒー、ください」
「あ…ごめんなさい。いまココアだけになってしまって…」
もう切り上げる予定だったらしく、
コーヒーは補充されてなく、
お店に戻ってからでは少し時間がかかるという。
「ココアは…お嫌いですか？」
「… …好きです！」
僕はココア代を彼女に手渡す。
「はい！ありがとうございます！」
彼女は僕に温かいココアと、
素敵な笑顔をくれた。
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Mey(プロフ) - wakaさん» これ本当に苦労しました、背中スイッチw (2015年9月19日 9時) (
レス) id: 7c958573de (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 背中スイッチwwwwww (2015年9月18日 0時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
Mey(プロフ) - wakaさん» 本当に贅沢ですね（笑）いつも楽しみにしてくれてありがとうございます。励みになります^ ^ (2015年9月17日 17時) (レス) id: 7c958573de (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - キュヒョンの子守唄で寝るなんて贅沢(泣)これからも楽しみにしてまーす！ (2015年9月17日 2時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
Mey(プロフ) - きゅみん♪さん» 微笑ましく描けているでしょうかー？ほのぼのぎゅ家族をよろしくお願いします！ (2015年5月6日 12時) (レス) id: 7c958573de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mey
| 作成日時：2015年2月2日 13時
