◯Beauty Man ページ6
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Watanabe S. side
『可愛くなりたいなぁ...』
ふと聞こえたのは、ボソッと呟く彼女の本音。
確かに、可愛いというかはお姉さんっぽい。
阿「なんで？俺、今のA好きだけど」
『なんかさー、ラウちゃんみたいに若くありたいよね』
渡「なら美容だろ」
つい反応してしまった。
『やっぱり？もうちょい美容に気を使った方が良いよね』
阿「最近肌荒れひどいっていってたっけ」
『そーなのよ。ヤバくない？』
いや、俺の話も聞けよ。
2人の世界に入っちゃってさ。
『翔太！おすすめの化粧水とか洗顔とか教えて欲しい！』
リア充の2人を見てたら腹立ったてきて、考え事してたら近くに両手を合わせて見つめてくる彼女。
まあ、Aが可愛くなりたい理由って阿部ちゃん関連だと思うし、協力してやろう。
渡「いいけど、阿部ちゃんに言ってから来いよ」
『阿部同伴にすればいいじゃん』
そこら辺は任すとめんどくさいことは押し付けといて、ルーティーンみたいな動画を家に帰宅後、送りつけた。
すると徐々に効果が出てきて、肌が綺麗になっている。
『ね、翔太、どう？』
渡「良いんじゃね？」
ツンツンと頬を触れば、モチモチしていて触り心地がいい。
触りたくなる感触みたいな。
そのせいでずーっとほっぺ触ってるもん、俺。
『翔太ー』
離せと言いたいんだろうけど、俺が触ってるせいでちょっとだけ様子を伺いながらこちらを見てくる。
それが上目遣いで可愛さ増してるんだよな。
そりゃ阿部ちゃんも好きになるわ。
宮「翔太」
隣に座っている涼太にトントンと肩を叩かれ、目線を上げればちょっと不満そうに頬を膨らませている阿部ちゃんの姿が見えた。
怒られたくないので手を離し、仕上げのクリームを塗ってやる。
渡「ほら、行ってこい」
くるっと体の向きを変えて阿部ちゃんの方を向かせれば、うわっ！と驚いた声を出すA。
『ほんと翔太って気分屋』
ニヤッと挑発するように笑って阿部ちゃんのもとへ。
なんなんだアイツ。
ふつーに阿部ちゃんはニコニコしてるし。
あの2人って、やっぱ不思議だわ。
宮「好きになったりしないでよ」
渡「するわけないじゃん」
昔は好きだったけど、今は妹みたいなもん。
◇
女子力向上に貢献
◇
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美紀(プロフ) - 作者さん完結したけどこの小説大好きです残して欲しいです (2021年9月4日 20時) (
レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
stardust(プロフ) - バナナさん» コメントありがとうございます！読んでいただけて嬉しいです。更新いたしますので、今後もよろしくお願いいたしますm(_ _)m (2021年2月3日 19時) (レス) id: 640b89e818 (このIDを非表示/違反報告)
stardust(プロフ) - まゆみさん» コメントありがとうございます！全く気がつきませんでした…。ありがとうございます！ (2021年2月3日 19時) (レス) id: 640b89e818 (このIDを非表示/違反報告)
バナナ - 移行おめでとうございます。嬉しいです。これからも更新お願いします。 (2021年2月2日 23時) (レス) id: c95c42bad5 (このIDを非表示/違反報告)
まゆみ(プロフ) - ふ、ふっかに彼氏!?彼女の間違いですか？笑笑 (2021年2月2日 22時) (レス) id: 5369cb8434 (このIDを非表示/違反報告)
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