◯イメージチェンジで ページ20
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ふと髪色変えたいなと思った私。
黒髪でロング(胸くらいまで)の髪型もばっさり切って変えてしまおうとも思っている。
特に理由はない。
なんとなく、髪色変えたくて、髪を切りたくなっただけだ。
阿部亮平という男が茶髪にして、ちゃべと化しているのをみて感化されたというのが正しいのだけれども。
一瞬だが、自分のメンバーカラーが茶色だったら良かったのにと重たいことを考えたのはここだけの話。
『あべちゃんまん』
阿「え、俺のこと？」
『阿部って人はあなたしかいないでしょ』
真顔でそう返せば、まあ確かになんて納得しながら笑うもんだから、私の心はさらに鷲掴みされてしまう。
『突然ですが、髪色を変えたいんですよ』
阿「本当に突然だね」
『何色がいいかな？』
阿部亮平の相槌を適当にスルーしながら質問をしてみる。
うーんと真剣に悩む姿にどれだけ彼は優しいのだろうと頭を抱えざるおえない。
そんな気持ちを隠すように、横顔をジーッと眺めていた。
阿「あっ！緑とかは？」
『派手すぎない？私、おばさんだよ？』
阿「Aなら似合うと思うけどね。俺のメンバーカラーだし」
ドヤ顔をした目の前にいる彼は、私と同じ思考回路をしているようだ。
『奇遇だなぁ。
私は、自分のメンバーカラーが茶色なら良いのにな〜って思ってた』
そういえばわかりやすく顔を赤く染めるもんだから、とても可愛らしい。
なんて思いながらニコニコと笑い、スマホで美容室の予約を取る。
早く緑に染めたいな。
後日。
緑に髪を染めたのを初めて見たのは阿部ちゃん。
彼は似合っているとあの可愛い笑顔で言ってくれたからこの髪色にしてよかったと思っている。
楽屋に入ると驚いた顔をしたメンバー。
1分も経てば冷静になり、「お前、ホントに阿部ちゃんのこと好きだな」と散々いじられたが。
ファンの方の反応は良いものばかりで、たまーに髪色を変えるのもいいかもしれない。
『この髪色好きかも』
阿「俺も好きだなぁ」
『びっくりした...』
バックハグは、何度やられても慣れない。
毎度、驚く私を見て、驚きすぎだよと優しく笑う彼に今日も目を奪われる。
そう思うほど、重症なほど、私は君に夢中なんだ。
ふわふわな彼の髪を触りながら、そんなことを思ったある日の休憩時間。
◇
君色に染まる
◇
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美紀(プロフ) - 作者さん完結したけどこの小説大好きです残して欲しいです (2021年9月4日 20時) (
レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
stardust(プロフ) - バナナさん» コメントありがとうございます！読んでいただけて嬉しいです。更新いたしますので、今後もよろしくお願いいたしますm(_ _)m (2021年2月3日 19時) (レス) id: 640b89e818 (このIDを非表示/違反報告)
stardust(プロフ) - まゆみさん» コメントありがとうございます！全く気がつきませんでした…。ありがとうございます！ (2021年2月3日 19時) (レス) id: 640b89e818 (このIDを非表示/違反報告)
バナナ - 移行おめでとうございます。嬉しいです。これからも更新お願いします。 (2021年2月2日 23時) (レス) id: c95c42bad5 (このIDを非表示/違反報告)
まゆみ(プロフ) - ふ、ふっかに彼氏!?彼女の間違いですか？笑笑 (2021年2月2日 22時) (レス) id: 5369cb8434 (このIDを非表示/違反報告)
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