▽唯一無二の同期 ページ6
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「もしもし?」
『もしもし。圭人、久しぶりだね。元気?』
岡本「久しぶり〜。元気だよ。Aは?」
『元気なんだけど...。ちょっとだけ悩んでて。
圭人の声が聞きたいなって』
お互い一人っ子。
そして、同期。
彼の方が先にデビューしてるけど、同期であることは変わらない。
大切な唯一無二の存在。
今も昔も変わらず仲がいい。
岡本「そっか。悩み聞こっか?」
『ううん、声聞けたからいいや』
圭人は人一倍優しいから、私のことで負担をかけてしまうかもしれない。
そんなことあっちゃいけないから。
『ねぇ、圭人』
岡本「ん?」
『圭人は、Hey!Say!JUMPにいられて幸せ?』
岡本「幸せだよ。誰よりも幸せだと思ってる」
『そっか...』
そんなの聞かなくてもわかるくらい、圭人がメンバーさんと楽しそうにしている姿をたくさん見てきた。
岡本「無理はダメだよ?
でも、俺はAの味方」
『もー、泣かせにきてる?(笑)
...ありがとう』
岡本「解決したなら良いけど」
『圭人もムリは禁物だからね。
また電話する』
岡本「ありがとう」
『私も、圭人の味方。
メンバーさんだけじゃないってこと忘れないでね』
岡本「Aの方こそ泣かせにきてるでしょ」
『ふふっ、そんなことないよ。
Good luck 』
岡本「ありがとう。Aもね」
『うん、バイバイ』
バイバーイという声を聞いて、電話を切る。
正解はわからないけど、かけてみよう。
これから先が、最高の人生を送れることを願って。
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