▽変化2 ページ14
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岩本side〉
佐「阿部ちゃん、なんて魔法を使ったんだ」
いつの間にか阿部とAちゃん?
いや、Aさんの距離が近い。
というか、2人とも気にしないくらい至近距離なんだよね。
深「阿部ちゃんが一番最初に仲良くなるとはな...」
宮「2人の間に通じるものがあるとか?」
佐久間が「うわ。何それ羨ましい〜」と真顔で言うもんだから面白い。
渡「阿部ちゃん、ずるいなー」
目黒とラウールはもうなんか口ポカーンて感じだし、康二は人見知り発揮して声かけようとして途中で帰ってくるし。
岩「どうしたら仲良くなれんだろ」
阿「普通に声かければいいんだよ」
岩「うわっ。びっくりした〜」
急に阿部が話の中に混じってくるもんだからびっくりした。
『阿部さん、阿部さん』
阿「んー?」
すぐにAさんに呼ばれていなくなる阿部。
佐「阿部ちゃんがただひたすらに羨ましい」
向「そこに交じりにいかない佐久間くん珍しいですね」
「俺まだ嫌われたくない」とか言ってて、切り込み隊長どうしたなんて、ちょっとふっかあたりがざわつく。
そしたら、「俺だってそれくらい思うわ!」と突っ込んでくるもんだからそれもそれで面白い。
でも、みんなが気になってるのはやっぱり彼女だった。
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