隠れ家、tree food！ ページ33
手にいっぱいの紙袋をかかえて。
わいわいと喋りながらお店へ向かう足取りは
最初のときとは違い、
ゆっくりとしたものとなっていた。
『あ、見えてきたよ！』
Aの視線を追うとそこには
真っ白な雪がどっさり積もった
自然溢れるお店があった。
木製の大きな看板にでかでかと店名が描かれてる。
外壁は木とレンガで出来ていて
温かみのある雰囲気で溢れてる。
そして…
｢おそい！いつまで待たせてんだ！
急な呼び出したかと思ったらなんだよこれ！｣
マシンガンのように話し始めるユリオに
Aはタジタジになる。
見せつけてきた携帯画面を覗いてみると
そこにはAとのトーク画面が映し出されてて
○○:○○ ○○○○○○でね！
ヴィクトルとユーリもいるよ！
来ないと呪うぞ〜
いかにも、なメッセージが表示されてた。
｢俺の予定はガン無視か！？｣
『最初から予定なんてないでしょ〜』
｢俺はもしもの話をしてんだよ！も、し、も！！｣
これ以上話してても拉致があかなさそうだったので
トゥーイがなんとか仲裁して
5人はお店の中に入っていく。
お店は見た目通り暖かくて
テンポの軽いジャズが流れていた。
丸いテーブルの席につくと
グラスに入った水が置かれた。
テーブルセッティングはすでにされており
高くないなんて嘘だ、絶対…
と勇利は考えていた。
『え〜と…食べたいのある？
ここのはどれもオススメだけど…』
メニューに目を通せば写真付きで
沢山の料理が載っていた。
｢迷うなぁ〜｣
考え込むようにしてメニューを見る勇利に
『初めて来る人にはコレがオススメ！』
指を指した方向にはロシアの伝統料理。
｢あ、美味しそう…うん、それにしようかな。｣
｢じゃ、店員呼ぶね？｣
すかさずトゥーイがスズを鳴らす。
｢お待たせしました、ご注文をお伺いします。｣
するとメニューも見ずに勇利以外は注文を
頼んでいく。
店員が席を離れて
｢みんな常連さんなんだね｣
『まぁね！よく練習後ここに
ご飯食べに来てたんだよ』
｢隠れ家的な感じで客は多いけど静かだから
いいんだよね。｣
Aに同調するように続けるヴィクトル。
その間ユリオはまだ機嫌を悪くしていた。
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strawberry(プロフ) - たむさん» いえいえ、こちらこそありがとうございます！ (2017年10月30日 9時) (
レス) id: e1bb019e02 (このIDを非表示/違反報告)
たむ(プロフ) - strawberryさん» あっ…そうなんですね。謝らないでください。お気になさらず！わざわざコメントありがとうございました！ (2017年10月29日 12時) (レス) id: 0c19623be5 (このIDを非表示/違反報告)
strawberry(プロフ) - たむさん» すみません！言葉足らずです！近代から、というわけではありませんが、あまり聞いたことがありません、と申したかったんです！本当にすみません…不快に思われましたか？ (2017年10月21日 19時) (レス) id: e1bb019e02 (このIDを非表示/違反報告)
たむ(プロフ) - Акычо （あきほ）さん» 曲名に関して、作者が題名をつける場合もあるようです。少々、言葉足らずだったようなので修正しますね。フィクションなので悪しからず…。 (2017年10月19日 17時) (レス) id: 939ca1fa3b (このIDを非表示/違反報告)
たむ(プロフ) - Акычо （あきほ）さん» コメに気付かず申し訳ありません。ご指摘有難うございます。Dearは修正致しました。いうの表現ですが、敢えて間違った表記にさせてもらっています。不快でしたら修正します。 (2017年10月19日 16時) (レス) id: 939ca1fa3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たむ | 作成日時：2017年1月15日 1時
