【忍たま】姉は弟になかなか会えない 3 (ページ11)

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16-3 〈尾浜勘右衛門の思考〉ページ11

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巻き込まれてよかったと思う日が来るなんて、あの時はこれっぽっちも思っていなかった。

三郎、巻き込んでくれてありがとな。

でもそれ以外には対しては恨んでいるぞ！！

今日は俺が所属する学級委員長委員会の活動日だった。だから寝そべりながら本を読みつつ、後輩の庄左衛門が分けてくれた団子を頬張っていた。

え、そんな事が活動になるのかって？

いいのいいの！どーせやる事ないから！！！同級生の三郎だって寝ようとしてるんだから問題ない！
それに、ごろごろしながら食べる団子は最高なんだぜ？加えて今日の団子はめっちゃ美味い！！

庄左衛門曰く、同じは組の乱太郎達が先輩達にも！って大量にくれたんだって。俺好みの味だから今度彼らに何処の店で買ったのか聞いてみよ〜

なんて団子を堪能していたら、いつの間にか三郎が起きていて巻き添えをくらい、よくわからない人を観察する事になっていた。

ぶっちゃけ面倒だからついていきたくなかったさ。でもそんなこと言ったってこいつが諦めないのは目に見えている。

だから楽しむことにしたんだ！

だってどうせ参加するなら楽しまなきゃ損だろ？