【忍たま】姉は弟になかなか会えない

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「おや、ここは確か……」


帰路に着く中、目の前に現れたの何の変哲もない団子屋。ここには昔、愛しの弟と来たことがあった筈だ。確か弟が5つの頃だっただろうか？

よし、脳内弟アルバムを開いてみよう！



【説明しよう！「脳内弟アルバム」とは！！】
その名の通り、Aの脳内に存在する弟との思い出がぎっしりみっちりたっぷり詰まったアルバムのことである！



ここの団子が1番美味しいというキラキラとした顔。

口いっぱいに団子を詰めリスのように膨れた頬。

両親にも食べさせたいと土産用に買ってと強請る声。



うん、やっぱりそうだ。ここは弟が気に入った団子屋だ。ちゃんと覚えている。
なんならあの喜ぶ顔や声はしっかり覚えているだけでなく、余裕で脳内再生可能だ。

さすが私！！！！

でもしっかり覚えているとはいえ、何度でも生で見たいものだよなぁ〜……



そう思うより先に私の足は団子屋へと向かっていた。

よし、アルバムに新しいページを加えるぞ！！

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