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思っていたより黛さんは話しやすい人で、移動中も色んな話をした。少しクールな彼からは想像できないくらい、話をふってくれるし、面白いこととか言うし。
黛さんの印象だいぶ変わったなぁ。
学園内に入って今日最後の吹奏楽部の予算を聞き終わった頃。
「そう、それでここの予算が、…」
女の子「あのっ！灰くん！」
近くの学内の椅子に座って予算表に書き込んでいる時に女の子3人に話しかけられた。
知り合いっぽいよね。下の名前で呼んでるくらいだし。なんか用事があるっぽいし私席を外した方がいいのかなと思い席をたとうとした瞬間、
女の子「え、っと……私、ずっと前から灰くんが好きでした、！！」
いや私めちゃくちゃ邪魔じゃねーか！！後ろの女の子2人どけよお前みたいな目してるけど。しかも女の子気にせず言ったな…すごいな！！
黛「……そう。」
女の子1「この子入学当初からずっと灰くんのこと好きなんだよ！」
女の子2「去年のミスコンでも優勝してる子だし灰くんと並んでたってもおかしくないよね！」
女の子「……わ、私、ほかの女の子とちがって灰くんの"魔法のことも理解出来るし"、
それに"両親のこと"だって、！」
黛「……！」
そう女の子が言いかけた瞬間女の子の近くの窓ガラスパリンと割れた。その窓ガラスには黒いモヤのようなものがかかっていた。
女の子「きゃっ！！」
ガラスの破片が飛び散ったが、良かったことに誰にも刺さらなかったみたい。
黛「……それをどこで聞いたかは知らないけど俺は君の事一切覚えてないし魔法のことを理解されようとも思ってない。はっきり言って迷惑。」
「……」
一瞬の出来事に少し驚いてしまった。いつもより低い声がこの時はもっと低く感じた。
真ん中にいた女の子は目に涙を潤んで手で覆い隠した。
黛「漣さん、次の場所に行こうか。」
「……う、うん。」
何事も無かったかのように予算表を持って立ち上がってその場を後にする黛さん。女の子が少し可哀想にも思えたけどとりあえず黛さんについていった。
「……え、っと、なんかごめんね。私居合わせちゃって。」
黛「別に気にしてないよ。」
空気が重い……。そこから寮までは会話を交わすことなく歩いていった。
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の〜さん（旧もこ）(プロフ) - 私2j3jの人達全員推しなのと逆ハー大好物なので嬉しいです！出来たら全員に恋愛的に愛されたいです。無理ならすみません。更新頑張ってください。楽しみにしてます。 (10月29日 13時) (
レス) @page2 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - めっちゃおもしろくて一気読みしてます…！更新頑張ってください (2023年3月7日 15時) (レス) id: 977eb4ff28 (このIDを非表示/違反報告)
Mii - 更新ありがとうございます！楽しみにしてたので嬉しいです！これからも頑張ってください‼ (2022年3月7日 22時) (レス) @page47 id: ab68ed3b82 (このIDを非表示/違反報告)
オタク - 更新ありがとうございますｯｯｯ!!!!!! (2022年3月6日 22時) (レス) @page47 id: 069b2b7513 (このIDを非表示/違反報告)
りありる(プロフ) - ざくろさん» 漣は一応固定苗字にさせてもらっていて、漣(名前)となっています。変換されるのは名前だけとなっています！まだあまり親しくなかったりする人は苗字で呼ばせています！混乱させてしまって申し訳ないです( ･ ･̥ ) (2022年2月28日 18時) (レス) id: b7878d91d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぴ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=6cb8663f2f980bc57bbdf32b25f0e2a8...
作成日時：2022年1月9日 1時
