ビーズの指輪 04 ページ13
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｢でもね、連絡先交換できて、沢山話せて。すっごい嬉しかったよ！｣
泣きそうな、でも無理に笑顔を作る龍我くんは ぱっと体を離し、少し距離をとった。
｢…好きな人、いるんだよね？あの日公園で悩んでたじゃん。｣
｢それは…｣
｢俺、Aちゃんの事好きだから！すぐに諦められないし、連絡しちゃう事もあるかも知れないけど、絶対、邪魔はしないし…｣
段々と小さくなっていく語尾に、…もしかして泣いてる？なんて思い顔を覗き込む。
案の定 大きな目からぽろぽろ大粒の涙が溢れだして、頬を濡らしていた。
｢どうして泣くの？｣
｢だって、Aちゃんの事応援したいのに、好きだから出来ない！那須が言ってた、好きな子の恋を応援できる奴はかっこいいって、｣
…なんか、勘違いしてる？
私が好きなのは他の誰でもない龍我くんなのに。
私よりも大きな背を丸めて子供のように泣く龍我くんと同じ目線にしゃがみ込み、頭を撫でた。
｢私ね、好きな人いるよ｣
｢うん…、｣
｢気付いたらね、龍我くんの事大好きになってたの｣
｢うん…、え！？｣
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ぱんだ(プロフ) - 龍我くん推しのわたしにとって最高の作品でした！ありがとうございます！！ (2019年11月27日 20時) (
レス) id: d9659703c8 (このIDを非表示/違反報告)
きょん(プロフ) - 絶対これ龍我くん結末じゃん！って思ってた瑞稀くん派の私からしたらとても嬉しい結末です。最後まで楽しみにしてます！ (2019年11月24日 12時) (レス) id: 09640d6b31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蕎麦リアン
| 作成日時：2019年11月16日 22時
