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恥をさらす剣士 ページ13
「本当に助けてくれー‼炭治郎〜！」
さっきまで私に求婚していたのに、竈門炭治郎くんに助けを求め始めたよ…。めっちゃ気分の入れ替わりが激しいね…この人。
「助けてくれって何だ？何で善逸は剣士になったんだ？何でそんなに恥をさらすんだ？」
竈門炭治郎くんが困った感じで、我妻善逸くんに問う。というか結構酷いこというね、竈門炭治郎くん…。合ってるけど。
「言い方ひどいだろ‼女に騙されて借金したんだよ！借金を肩代わりしてくれたじじいが育て出したの！」
剣士になった理由を一通り、語ったあと我妻善逸くんはグチグチ愚痴り始めた。挙げ句の果てにはブリッジしたし！しかも更に我妻善逸くんの…何というか被害妄想が激しくなってく。
「どうしたんだ？大丈夫か？」
竈門炭治郎くんの気遣いに、我妻善逸くんは答えない。叫びすぎて息切れしてる…。何でもかんでも叫びすぎなんだよ…。
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作者名：小麦万希子 | 作成日時：2019年10月9日 0時
