違和感の正体 ページ28
康「A〜！」
カメラに向かって手を振れば
どうぞ〜と声が聞こえて
オートロックは解除された。
「久しぶりだね、康二が家来るの」
そう言ってAは俺に
どうぞ？と笑顔で迎えてくれた。
康「ごめんやで〜、
急に押しかけて〜。」
そう言って見慣れたソファに座れば
Aも隣に腰を下ろした。
「急にどうしたの？
なんかあった？」
康「あ〜えっとな。」
さっき、収録が終わってすぐ
照にぃから呼び出されて最近の
Aに変わったところはないか
と聞かれた。
照にぃ曰く、1週間前くらいから
ボーッとしてる時間が増えたと。
変わったところはなかったけど
なんか妙に気になってその手でAに
電話をかけて家に来させてもらった。
だからやと思う。
Aは俺になんかあったと思ってる。
、、だからか歓迎が手厚い。
どう切り出したらええか分からんくて
黙っていれば
いつも出てこーへん紅茶とか出てきた。
康「あの、、な。」
「うん。」
康「最近どう？」
「、、どうって？」
康「なんか変わったこととかないか？」
そう言えばAは
それこの前ひーくんにも
言われてんけど、とくすくす笑う。
康「みんなAのこと心配してる。
ほんまに仕事が続いて疲れてるだけか？」
少しの沈黙があって
Aに視線を落とせば
少し手が震えているような気がした。
「うん。
仕事立て込んでて
ちょっと疲れてるだけやから！」
沈黙を破ってAは
みんな心配性やなぁと笑う。
「康二、今日泊まってく？」
そう言われて時計を見れば
すっかり時計の針は12時を回っていて。
康「あ〜、、うん。
そうさせてもらおうかな」
「そしたら、お風呂準備してくるわ」
そう言うとAはお風呂場へと向かった。
関西ジュニア時代から一緒におったから
今更男女の仲になるなんてこともない。
、、、もちろん、そういう気持ちがないと
言えば嘘になるけど。
でも、俺は今のこの関係が心地いい。
たくさん飾られた昔の写真。
うわ、Aちっさ。
え〜、SnowManのみんなとこんな時から
共演してたん、こいつ。
すごいな〜。なんて勝手に部屋を見渡して
いれば、少しの違和感。
康「なんや、これ、、」
周りは綺麗に片付いてるのに
そこだけなぜか無造作に入れられたのか
紙の破片が出ていてきっと本当は
見たらあかんもんやったけど
本能的に見てしまった。
康「、、、え？」
【 キミヲモウスグムカエニイクヨ 】
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あやぴ(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます！これからも面白い作品が書けるように頑張りますね！ (2021年9月9日 5時) (
レス) id: 75675802ab (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年9月8日 12時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやぴ
| 作成日時：2021年9月7日 1時
