それスノ〜キャンプ〜 ページ24
ラ「もちちゃんやって〜？」
そう言って隣に行けば
仕方ないな〜なんて言いながら
もちちゃんは野菜を切ってくれる。
佐「ラウール！！
もちにばっかやらせてないで
手伝いなさいよ！あんた！」
「ラウが指切ったら大変だもん。
ね〜？」
もちちゃんが首を傾げながら言うから
俺も一緒になって、ね〜？と返す。
岩本くんは呆れたようにため息をついて。
佐久間くんは、笑いながら調理に戻った。
ラ「もちちゃん本当に器用だね？」
「そう？」
綺麗に均等に切られた野菜は
スタッフさんが思わず、お〜、、、
と声を上げるほど。
「あ、さっくん。
それね、もうちょい塩多めがいいかも」
佐「本当に？
味濃くならない？」
「うん、私がOK出すからそれまで
入れてくれる？」
岩「ね〜、もち？」
「ん？」
岩「これさ〜なんか足りなく無い？」
「あ〜、、、
そしたらさ、このウインナー入れようよ。」
何も出来ない俺とは正反対に
テキパキと佐久間くんや岩本くんに
指示を出すもちちゃん。
ラ「ねぇ、僕にもおしえて？」
そう言ってもちちゃんの隣に行けば
ラウも料理してみたいの？
なんてもちちゃんは嬉しそうに笑った。
「じゃあ、はい。
包丁持って〜？」
ラ「ううん、僕こっちがいい」
へ？というもちちゃんの声と
佐久間くん岩本くんの
あ〜！！！と叫ぶ声が聞こえた。
もちちゃんを後ろからそっと抱きしめて
野菜に置かれた手に手を添えれば
もちちゃんは頬を赤く染めた。
「こ、、これじゃ、お野菜切れないよ？」
ラ「う〜ん。
でも、こうしてる方が新婚さん
みたいでなんか良くない？」
佐「離れろ！ラウール！」
岩「それじゃもち切れないじゃん」
ラ「もう！いいの！！
2人は、チャーハンとハンバーグ
早く作って！」
そう言って威嚇すれば
佐久間くん岩本くんはクスクス
笑いながら持ち場へと戻った。
こういう時最年少でよかった。
なんて思う。
お兄ちゃん達は拗ねた僕に
いつも優しい。
、、、その優しさに甘えてる僕は
まだまだ子供だけど。
「ラウまた身長伸びた？」
ラ「う〜ん、多分？」
「どんどん大きくなるね〜」
そう言うともちちゃんは
野菜に目線を落とす。
ラ「大人になる僕は嫌？」
そう言った僕にもちちゃんは
目線を移すと静かに頭を撫でられた。
「ううん。
ラウールが大人になるの
私はすっごく嬉しいよ？」
でも、可愛いからまだまだ
子供のラウールでいてね？
なんて言うから。
ラ「僕は早く大人になりたいな」
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あやぴ(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます！これからも面白い作品が書けるように頑張りますね！ (2021年9月9日 5時) (
レス) id: 75675802ab (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年9月8日 12時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやぴ
| 作成日時：2021年9月7日 1時
