雪見だいふく【虹色】

翔太くんの特権 ページ4

翔「もち〜」

そう言うとソファにいた
もちは、不思議そうな顔で俺を見る。

翔「ちょっとい？」

「なに〜？」

翔「あれ？
A身長縮んだ？」

「縮んでないんだわ。
150から変わらないんだわ」

そう言うとうちの最年長は
ぷくっと雪見だいふくのように
頬をふくらませた。

なんでこいつこんな肌綺麗なんだよ。

翔「もち、化粧水変えた？」

「ううん。
翔太くんに誕生日もらったやつ
まだ使ってるだけ」

翔「え、それだけ？」

「うん。それだけ」

翔「え、、
普通女の人ってもっとお手入れ
頑張ったりするんじゃないの？」

「、、え？そうなの？」

うちのもちは、基本的にズボラだ。

ズボラだけど最年長だからか
しっかりはしてる。
だから、信頼出来る。

俺が部屋を片付け出すと

「翔太くんありがとう。
私もなんか手伝うけど何したらいい？」

と必ず俺の隣に来る。

もちがいない間に片付けていれば

「え！？翔太くん1人でやったの？
、、いつもありがとう。ごめんね、」

なんて眉を下げて言ってくる。

翔「俺が好きでやってるから
もちもいつも手伝ってくれてありがとね」

そう言って頭を撫でれば
もちは、ふにゃあと笑う。

、、多分ってか絶対
SnowManのメンバーも
世の中の男もAのこの顔に弱いと思う。

俺ももちろんその顔に弱い。

だって、可愛いから。

翔「変な顔で笑うなよ」

そう言ってデコピンすれば
おでこを抑えながら涙目のもちと目が合う。

「変な顔とか言わないでよ〜！」

翔「んじゃ、ブサイクな顔？」

「最年長にブサイクとか言うな！
気にしてるんだよ」

そう言って不貞腐れる
Aを見れるのは俺だけの特権。

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