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それスノ〜キャンプ〜 ページ26

深「ありがとう」

頭を下げるAの隣に立って
声をかけるとAは今にも
泣きそうな顔で俺を見上げた。

深「ちゃんとあの日の気持ち
教えてくれて。
俺たちにそれを伝えるのは
怖かったでしょ?」

そう言うとAの目から
ポロポロと涙が溢れた。

深「あの時確かにきつい言葉を
投げたかもしれない。
でもそれは、Aがいつも自分の
気持ちを隠すことを分かってたから」

そうふっかが言うと全員が
優しく頷いた。

岩「大丈夫じゃないのに、すぐ
大丈夫だから〜ってヘラヘラ笑う」

渡「辛いのに助けてってSOS出さないし」

舘「無理しないで?って言っても
限界が来るまで言わないし」

阿「本当は繊細で傷つきやすいのに
俺たちの前では
いつも太陽みたいに笑ってくれる。」

佐「俺たちを無条件で照らしてくれる
その太陽が俺らSnowManには必要だって。
あの日、話し合って決めたんだ。」

目「逃げることは悪いことじゃない。
一緒に守る選択をしてくれた今が全てだよ」

ラ「苦しかったね、Aちゃん、、
話聞かせてくれてありがとう」

康「そういう肝心なこと
絶対俺にも教えてくれへんから。
手のかかる幼なじみやで、ほんまに」

もちの周りにメンバー全員が集まる。

深「Aが逃げようとするだろうって。
俺らも滝沢くんもどこかで感じてた。
でも、その殻を破ってくれるっていう
一筋の光に俺らは身を委ねた。」

俺の判断は間違ってなかった。
そう言って微笑めば
もちは更に涙を流す。

佐「あ〜あ〜、
ふっかが泣かした、いーけないんだー!」

佐久間がそう言いながら
大丈夫?とAのことを抱き締める。

岩「あ〜もう。
今タオルないからこれで我慢ね?」

そう言うと照は袖を
ゴシゴシAの瞳に押し付けた。

「本当にね、みんなのことが大好き。
私、今どんなことがあっても
なにがあっても絶対SnowManのこと
みんなのこと守ってあげるからね!」

深「おお〜。
頼もしいじゃん、最年長」

「みんな、私を受け入れてくれて
本当にありがとう。
これからも、こんな私ですが
末永くよろしくお願いします!」

そう言ったAは涙で
ぐちゃぐちゃな顔で
綺麗に笑った。

俺らがAを受け入れたのは
本当に必要だと思ったから。

今ではもうAがいないと
俺たちは成り立たない。

10人で笑いあって、これからも
ずっと一緒にいると思ってたから
あんなことが起こるなんて
予想も出来なかったんだ。

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あやぴ(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます!これからも面白い作品が書けるように頑張りますね! (2021年9月9日 5時) (レス) id: 75675802ab (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年9月8日 12時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あやぴ | 作成日時:2021年9月7日 1時

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